ラジコンカー同梱レースゲーム『Hot Wheels Rift Rally』発表。『マリオカート ライブ ホームサーキット』開発元が手がける
デベロッパーのVelan Studiosおよび玩具メーカーMattelは2月7日、『Hot Wheels Rift Rally』を発表した。対応プラットフォームはPS4/PS5/iOSで、ゲームに用いるラジコンカーが同梱される。
『Hot Wheels Rift Rally』は、Mattelのミニカーブランド「Hot Wheel」を題材にした、複合現実(Mixed Reality)レースゲームだ。本作にはカメラ付きのラジコンカーが付属。ラジコンカーのカメラが捉えた映像が、コースとしてゲームに反映されるようだ。また本作はソロプレイのほかマルチプレイモードに対応。ラジコンカーを持ち寄っての対戦が可能だそうだ。さらにPS4/PS5版では1台のラジコンカーにて、操作コントローラを切り替えながら協力プレイすることもできるという。
ゲームモードとしては、キャンペーンとスタントの2種類が用意。キャンペーンではプレイヤーが現実にゲートを設置してコースを作成。ゲートを通過しながら、レースやさまざまなチャレンジをクリアしていくモードになるという。モンスターやロボットと戦う要素も含まれるそうだ。一方スタントはゲートを通る必要がなく、好きな場所を走りながらドリフトやウィリーといったトリックを決め、ハイスコアを目指すモードとのこと。
本作に同梱されるラジコンカーはその名もChameleon Car。ゲーム内では愛車をさまざまな姿に変えることができるそうで、22種類の車が用意されるという。また多彩なカスタマイズ要素も存在するそうだ。新たな車やカスタムパーツは、先述のチャレンジのほか、さまざまなミニゲームやパズルをクリアしてアンロック可能とのことだ。
本作を手がけるのはVelan Studios。過去にはNintendo Switch向けに『マリオカート ライブ ホームサーキット』などを開発したスタジオだ(関連記事)。同作も複合現実要素のあるレースゲーム。こちらにも現実で設置したゲートをもとにコースを作るシステムが採用されていた。本作『Hot Wheels Rift Rally』には、『マリオカート ライブ ホームサーキット』での開発ノウハウが活かされているのだろう。
なおVelan Studiosは先日、同スタジオの開発・運営していた『ノックアウトシティ』を6月にサービス終了すると告知した(関連記事)。発表においては、同スタジオでは複数のプロジェクトが開発中であると言及されていた。そのひとつとなる『Hot Wheels Rift Rally』が今回お披露目された格好だ。
『Hot Wheels Rift Rally』はPS4/PS5/iOS向けに、ラジコンカー同梱で発売予定。米国在住者向けには予約注文が開始されており、予約商品は3月14日発送予定とのこと。スタンダードエディションは129.99ドル(約1万7000円)となっている。