蟻世界の冒険戦略ゲーム『Empire of the Ants』発表。UE5で蟻視点の森を超高精細に描く
パブリッシャーのMicroidsは1月24日、『Empire of the Ants』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)およびコンソールで、2024年発売予定。Steamストアページによると、日本語表示にも対応予定。
『Empire of the Ants』はリアルタイム戦略ゲームだ。舞台となるのは蟻の視点で描かれる世界。ほかの蟻やさまざまな生物と出会い、交流しながら森を探索していくことになるという。物語は四季に沿って展開。季節の違いはゲームプレイにも関わってくるとのことで、環境の変化が戦闘などに影響を及ぼすのかもしれない。またマップは時間帯も移り変わっていくとのことだ。
本作はUnreal Engine 5にて開発されており、リッチなグラフィックでミクロ視点の世界が描かれるという。公開されているスクリーンショットでは、かなりリアルに描画された森や虫たちの様子が確認できる。四季や時間帯の変化も美麗に表現されるのだろう。
なお本作『Empire of the Ants』は、フランスの作家Bernard Werber氏による同名小説およびそのシリーズを元にしているとのこと。同小説シリーズでは人間の主人公が蟻の世界に迷い込み、生存競争に巻き込まれていく物語が描かれる。同作のゲームとなる本作のストーリーは現時点では不明ながら、リアリスティックな蟻の世界を体験できるゲームとなりそうだ。
本作を手がけるのはフランスに拠点を置くTower Five。過去にはストーリー重視のRTS『Lornsword Winter Chronicle』などを手がけたスタジオだ。同作とジャンルを同じくする本作『Empire of the Ants』にも開発ノウハウが活かされるのだろう。美麗に描かれた蟻世界での物語と戦闘を楽しみにしておこう。
『Empire of the Ants』はPC(Steam)/コンソール向けに2024年発売予定だ。