プチオープンワールドなキャンプ場お手伝いゲーム『ヘイブンパーク』PC版が、期間限定で無料配布中。GOGにて

GOG.comにて1月20日、『Haven Park(ヘイブンパーク)』の無料配布が開始された。配布期間は日本時間1月23日23時まで。

GOG.comにて1月20日、『Haven Park(ヘイブンパーク)』の無料配布が開始された。GOG.comアカウントにログインあるいは新規作成して入手すれば、期間終了後も保有しプレイ可能だ。配布期間は日本時間1月23日23時まで。本作は日本語表示にも対応している。

『ヘイブンパーク』は2021年にリリースされた、キャンプ場が舞台のアドベンチャーゲームだ。主人公は、小鳥の少年フリント。彼の家族は、自然広がる渓谷にてキャンプ場を代々運営しており、今は彼のおばあちゃんが受け継いでいる。ただおばあちゃんも歳には勝てず、キャンプ場を管理して回ることが難しくなってきたため、フリントに手伝いを頼むことになる。

プレイヤーはフリントとして、小規模なオープンワールドとして構築されたキャンプ場の管理をおこないながら、利用者との交流を楽しむ。出会えるキャンプ場利用者も心優しいキャラクターばかりで、フリントのお手伝いと冒険を彩ってくれる。全体的に穏やかでリラックスした雰囲気のなか、童心に帰れるような作品となっている。プレイ時間としては2~4時間が想定されている。


キャンプ場は整備が行き届いていない状態にあるため、まずは適切な場所を探してテントを設営し、利用者を呼び込むことから始める。すると利用者から、このキャンプ場をより快適な場所にするための要望が寄せられるようになる。また要望だけでなく、彼らはこの場所での体験を語ってくれたり、あるいはキャンプ場が位置する渓谷にまつわる伝説を教えてくれたり。その謎を探ることも目的のひとつとなる。

キャンプ場の整備では、テントやコテージ、あるいはショップなどの施設を自由にレイアウト可能。また土地を整備したり、壊れた設備を修理したりといった要素もある。敷地内では、木材や金属、布などの素材を入手でき、それらを消費して整備をおこなう。また、ゲームを進める中では経験値を獲得し、新たなスキルを覚えることが可能だ。


本作を手がけるのはルクセンブルクに拠点を置くBubblebird Studioおよび開発者のFabien Weibel氏。同氏はもともとアニメ映画業界でキャリアを積んでいたが、2020年のコロナ禍のロックダウン中にゲーム制作を始めたという。本作は、『どうぶつの森』シリーズや『A Short Hike』から影響を受けているとのことだ。

なお本作の販売元Mooneye Studiosは、大自然アドベンチャーゲーム『Lost Ember』の開発元として知られる。本作『Haven Park』は同社のパブリッシング事業の第1弾作品であった。本作はSteamストアレビューにて438件中96%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。今回のGOG.comでの無料配布は、高評価な本作を手に取る機会となるだろう。

『Haven Park(ヘイブンパーク)』はGOG.comにて現在無料配布中だ。期間は日本時間1月23日23時まで。ちなみにMooneye Studiosからは2023年前半に、可愛らしいキノコが主役の探索ADV『Shumi Come Home』が発売予定となっている(関連記事)。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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