アクション性強めデッキ構築ローグライト『勇者よ急げ!Brave’s Rage』2月2日に正式リリースへ。Nintendo SwitchとPS5にもデビュー

パブリッシャーのAstrolabe Gamesは1月19日、ISVRが手がける『勇者よ急げ!Brave’s Rage』を2月2日に正式リリースすると発表した。アクション要素が特徴の、デッキ構築型RPGだ。

パブリッシャーのAstrolabe Gamesは1月19日、ISVRが手がける『勇者よ急げ!Brave’s Rage』を2月2日に正式リリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)およびNintendo Switch/PS5。Nintendo Switchでは1999円、PS5では2090円で発売予定(いずれも税込)。なお本作は日本語表示に対応している。

『勇者よ急げ!Brave’s Rage』はアクション要素が特徴の、デッキ構築型RPG。死亡すればほぼ1からやり直し、得られるアイテムはランダムなどの要素もあり、公式ジャンル名としてもローグライトゲームと謳われている。キャラの行動は手札のカードでおこない、道中で入手したカードでデッキを構築しながら攻略していく。なお本作のバトルシステムはこの手のゲームにしてはやや珍しく、リアルタイムで進行する。

そのため敵が攻撃して帰っていくタイミングで背後を狙ったり、敵の飛び道具を攻撃時の移動モーションで避けたりと、カードを使うタイミングが重要となる。またタイミングにあわせて特定のカードを使えば、ジャストガードやジャスト回避が可能。戦略性だけでなく、アクション性も兼ね備えたタイトルだ。

本作は2022年4月22日にSteamにて早期アクセス配信を開始していた。Steamストアレビューでは本稿執筆時点で130件中91%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。従来のデッキ構築型ゲームとひと味違う、アクションを活かした特徴的なゲームプレイが評価を受けている。


本作早期アクセス配信中の様子としては、昨年9月末までほぼ毎週ペースにてアップデートが継続。新たなダンジョンやボスなど、多岐にわたる新要素が実装されてきた。それ以降はアップデートは控えつつ、正式版リリースに向けての開発が進行。そうしてこのたび2023年2月2日に、Steamおよびコンソール向けにも、正式リリースとなることが決定したかたちだ。

正式リリースにあたってはストーリーラインに大幅な手直しが実施。難易度1から難易度15までひとつづきに攻略が可能になっているそうだ。難易度15にてストーリー上最大の謎も解き明かされるとのこと。さらに難易度上限は15から20に引き上げ。高難易度をクリアすることで、勇者たちのさまざまなペルソナ(隠しコスチューム)を獲得できるという。

また9人目の新たな勇者として、お姫様(The Princess)が追加されるという。すべての勇者たちのカードを扱えるほか、特殊なスキルを有する強力なキャラになるそうだ。お姫様は、難易度15で現れる隠しボスを撃破することでアンロック可能とのこと。



そのほか正式リリースでは隠しボスを含め10種類の新たな敵が登場。10枚以上の新カードが追加されるほか、新装備も実装される。一部の勇者側のカードが使いやすくなるほか、一部の敵AIが賢くなるなど、ゲームバランスの調整も実施。またアクションの苦手なプレイヤーやコントローラー操作でも遊びやすいように、戦闘を0.5倍速または0.25倍速に調整できるようになるとのことだ。

正式リリースに際して数多くの調整や追加要素の実装がおこなわれる『勇者よ急げ!Brave’s Rage』。興味のある人はこの機会に手に取ってみるといいだろう。なお正式リリースにあたってのSteam版の値上げについては不明ながら、Steamストアページでは値上げの可能性も示唆されている。今のうちに購入しておくのもいいだろう。

『勇者よ急げ!Brave’s Rage』はPC(Steam)およびNintendo Switch/PS5向けに、2月2日正式リリース予定。現在Steamでは早期アクセス配信として、1010円で発売中だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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