家庭で栽培サンドボックス『Garden In!』1月26日発売へ。枯れる心配のない安心ガーデニング

 

パブリッシャーのBonus Stage Publishing/デベロッパーのDramatic Icebergは1月11日、『Garden In!』を1月26日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページ表記によると、日本語表示にも対応する。

『Garden In!』はさまざまな植物を栽培するサンドボックスゲームだ。まずは鉢を選び、土を入れ、種を植えよう。本作に登場する植物はそれぞれ独自の性質をもち、世話に必要なものが異なるという。手間暇かけて植物を育て、強く美しく成長させるのだ。

栽培方法としては、じょうろで水を与えたり、霧吹きで薬を振りかけたりといった作業が必要になるようだ。また栽培条件もさまざま。水耕栽培するものや鉢植えに植えるもの、岩などに着生するものなど、多彩な条件が存在するそうだ。また本作では、異なる植物を交配させることも可能。二つの種を交配用の鉢へ一緒に植えることで、新たな植物が生まれるという。さまざまな種類の組み合わせを試すことで、プレイヤーのハーバリウム(植物標本)を充実させることができるだろう。

さらに本作では、植物を育てる自宅をカスタマイズすることもできるという。数多くの苗木を自由に使い、自身がくつろげる空間にアレンジしよう。 植物を育てる以外にも、部屋や背景の色合いを変化させることでがらりと雰囲気を変えることができる。秋には落葉が舞うなど、季節感のある演出も用意されているようだ。部屋以外にも、水路が流れる屋外の庭などでも栽培を楽しむことができる模様。なお本作では植物が枯れることはないとのことで、栽培失敗のプレッシャーを感じずリラックスして育てることができそうだ。



『Garden In!』の開発を手がけるのは、イタリアのデベロッパーDramatic Iceberg。過去作としては、タヌキとして冒険する見下ろし型アクション『Racoonie: Legend of the Spirits』をリリースしており、itch.ioにて配信中だ。カラフルなアートワークを得意とするスタジオで、『Garden In!』でも色鮮やかな庭が表現されることだろう。

なお同スタジオのゲームデザイナーTommaso Verde氏が、今回の発表に際しコメント。開発陣は植物が大好きなものの、枯れないように世話をするのが苦手だったという。そんな開発陣も含め、誰もがリラックスできるゲーム体験をもたらすため、本作の開発に至ったそうだ。ちなみに開発を通して、スタジオのみんなは少しだけ植物の世話も得意になったかもしれないとのことである。現実のガーデニングが苦手でも、ゆったりと自分だけの庭づくりができそうな『Garden In!』の登場を楽しみにしておこう。

『Garden In!』はPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)に、1月26日に発売予定だ。ほかのプラットフォーム向けにも近い将来リリース予定とのこと。