『FF14』パッチ6.3「天の祝祭、地の鳴動」が本日公開へ。ブルワークとウェポンブレイクが「紅蓮のリベレーター」ぶりに復活
スクウェア・エニックスは1月10日、『ファイナルファンタジーXIV』(以下、『FF14』)のパッチ6.3「天の祝祭、地の鳴動」のパッチノートを公開した。メインクエストをはじめとした新コンテンツが多数公開されるほか、ジョブ調整によって大幅に使用感が変わるジョブもあるようだ。
新コンテンツとしては、第十三世界で出会った「ゼロ」とともに冒険を繰り広げるメインクエストのほか、エオルゼア十二神の謎に迫る「ミソロジー・オブ・エオルゼア」第2弾「喜びの神域 エウプロシュネ」、新たな討滅戦などが追加される。無人島開拓にもアップデートが追加され、新たな動物や作物とともにスローライフをエンジョイできるようになる。
ジョブ関連の調整としては、PvEにおいては特にナイトに大きな変更が実施される。「ゴアブレード」を初めとした多くのアクションに抜本的な変更が加えられており、継続ダメージを与える効果が削除される代わりに威力数値が変更されている。取り回しの悪さが指摘されていたバリアアクション「ディヴァインヴェール」は、発動トリガーであった「回復魔法を受けた際」という条件が削除されより使いやすくなった。単体防御面ではかつて削除された「ブルワーク」が復活。パッチ6.3のナイトは攻撃面でも防御面でも大きな調整がなされているようだ。
また、PvEのレンジロールでは特に機工士が強化されている。攻撃アクションの威力が上昇していることに加え、パッチ5.0で削除された敵への与ダメージ低下アクション「ウェポンブレイク」が復活。機工士はパッチ5.0以降「レンジロールの中でもサポート性能を持たないピュアDPS」という立ち位置となっていた。一方、そもそもレンジロール自体が支援特化のロールであり、味方を支援するアクションを一切もたない方向の調整については歪さを指摘する声も少なくなかった。ウェポンブレイクの復活で機工士に支援能力が追加され、ピュアDPS路線から支援DPS路線へと舵を切ったとも考えられる。
そのほかにも戦士の「シェイクオフ」の強化や吟遊詩人の「地神のミンネ」の範囲化、モンクの「金剛の極意」の調整など、各種アクションの調整がおこなわれる。リキャスト時間が変わったアクションも多いので、バトルコンテンツに行く前に一度目を通しておこう。なお、PvEの調整内容についてはこちらから、PvPの調整内容についてはこちらから詳細を確認可能である。
UI面の細かな調整としては、ダメージログにダメージの種別(「物理」「魔法」「特殊」)が表示されるようになる。また、パーティリストにバフ・デバフの残り時間が表示されるようになる。これは以前、規約で禁止されているツールにて可視化できることが問題となり、その対応として正式機能として実装されたものだ。キャラクターコンフィグから表示を切り替えられるので、使いたい場合は設定しておこう。
『FF14』パッチ6.3は本日1月10日にリリースされ、19時ごろにメンテナンス終了予定だ。15時からはプロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏とグローバルコミュニティプロデューサーの室内俊夫氏によりパッチノート朗読会も実施される。パッチノート全文はこちらをお読みいただきたい。
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