Steam放置&街づくりゲーム『Factory Town Idle』発表。ゲームを終えても成長し続けるずぼら都市運営

インディー開発者のErik Asmussen氏は12月22日、『Factory Town Idle』を発表した。本作はお手軽に大都市を形成していく放置ゲームになるという。

インディー開発者のErik Asmussen氏は12月22日、『Factory Town Idle』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2023年第1四半期にリリース予定。Steamストアページ表記によると、日本語表示にも対応する見込み。


『Factory Town Idle』は需要と供給の連鎖を管理して、お手軽に大都市を形成していくゲームになるという。増加していく数値を眺める放置ゲーム(idle / incremental style game)の要素も兼ね備えているとのこと。Erik氏が2021年にリリースした自動化街づくりゲーム『Factory Town』のスピンオフ作品として登場するそうだ。

『Factory Town Idle』でプレイヤーは、建物の建設、労働者の割り当て、販売アイテムの数などといった街における各種要素をボタンをクリックするだけで設定。あとは放置するだけでコインが転がり込んでくるという。ゲームを終了しても進行が発生し、次にプレイする際には貯まった報酬がプレイヤーを待っているそうだ。そうして得たリソースを街に投資すれば、指数関数的に街は成長。強力なテクノロジーをアンロックしながら、巨大都市を目指すのだ。


なお街の運営状況のフィードバックは詳細におこなわれ、街の成長や稼ぎを妨げている要因、いわゆる“ボトルネック”が分かりやすく判断できるという。そして成長が鈍化した場合に必要なリソースを得るための、多彩なクエスト、ミニゲームやパズルが用意されているとのこと。街の成長が頭打ちした場合にも、柔軟な解決策が用意されているのだろう。

また世界をリセットして非常に強力なアップグレードを得るいわゆるアセンションのようなシステムも存在するとのこと。そうして最終的には、毎秒数百万単位でさまざまな物資が生産されるようになるという。しかしそれが本作が本当の始まりを迎える瞬間でもある、とのこと。


本作を手がけるのはインディー開発者のErik Asmussen氏。過去には前述の『Factory Town』などをリリースしてきた人物だ。同作はSteamユーザーレビューにて、現時点で3467件のレビューを集め、うち91%が好評とする「非常に好評」のステータスを獲得。高低差を考えながらベルトコンベアを配置し自動化を突き詰めるゲームプレイのほか、敵が存在しないカジュアルさも評価されている。このたび同氏の手で、さらに自動化を突き詰めたスピンオフ作品として『Factory Town Idle』が打ち出される格好だ。のんびり没頭できそうな、ずぼらな街づくりゲームの登場を楽しみにしておこう。

『Factory Town Idle』はPC(Steam)向けに2023年第1四半期にリリース予定だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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