『オーバーウォッチ2』新シーズンのヒーロー調整が報告される。ソジョーンが弱体化され、ドゥームフィストは強化
『オーバーウォッチ2』新シーズンの詳細について、海外メディアRock Paper Shotgunが伝えている。先行プレイ時の検証の結果、ソジョーンの弱体化の内容などが確認されたという。
『オーバーウォッチ2』では日本時間12月7日より新シーズンが開幕予定。新たなヒーローであるラマットラが参戦するほか、新しいエスコート用マップ「SHAMBALI MONASTERY」が登場。そのほか日本時間1月6日からは期間限定モード「オリュンポスの戦い」の開催が告知されている。
そして既存のヒーローにも調整が実施されるという。調整予定であると告知されているヒーローはソジョーン/ドゥームフィスト/アナ/バスティオン/ジャンカークイーン/キリコ/マーシー/シンメトラだ。Rock Paper Shotgunによれば、ソジョーンはレールガンによるサブ攻撃が弱体化を受けているとのこと。ソジョーンのレールガンは、メイン攻撃となる連射を相手に当てることでチャージが可能。サブ攻撃にて、チャージ状態に応じた威力の単発射撃が可能だ。そのほかアルティメット発動時には最大チャージ状態での連発が可能。現状では、最大チャージ時にヘッドショットできればタンク以外のほとんどのヒーローを一撃でキルすることができる。
一方でテストプレイ時のソジョーンは、最大チャージのサブ攻撃で、HP200のヒーローをキルできなくなっているという。トレーサーなどHPが200未満の一部ヒーローを除き、一撃でのキルが不可能になったわけだ。ただし、HPが200のヒーローはヘッドショットを受けた場合に僅かなHPしか残らないとのこと。すでにHPが少し削れている場合にはヘッドショットキルが可能で、依然強力な攻撃である点は変わらないという。
【UPDATE 2022/12/06 11:00】
HPが200未満のヒーローについて記述を修正
そのほかのヒーローの調整について、まずキリコはアルティメットが弱体化。ただ移動速度上昇効果とアビリティのクールダウン時間短縮効果が低減されたのみで、攻撃速度上昇効果について変化は見られなかったとのこと。一方、ドゥームフィストについては強化。ロケット・パンチのダメージが増加するほか、アビリティを当てた際のヘルス回復量も増加しているという。ほか、パワー・ブロックで防いだダメージによるロケット・パンチ強化の効率も向上しているとのことだ。
また、ほかのヒーローについてもさまざまな変更点が確認できたそうだ。アナのスリープダーツはクールダウン時間が約1秒短縮。バスティオンのアルティメットもゲージが溜まりやすくなっていたとのこと。シンメトラはセントリー・タレットのダメージが少し増加。マーシーについてはセカンダリ武器であるカデュケウス・ブラスターの装填数が20発から25発に増加しているとのことだ。
Rock Paper Shotgunによれば、新シーズンでは各ヒーローにさまざまな調整が実施されているようである。一方で同誌は、強力なソジョーンやキリコの弱体化が不十分であるとの見方を示している。やや使い勝手は悪くなるものの、アビリティやアルティメットの強みは健在との考えのようだ。いずれにせよ調整に関する詳細は公式パッチノートで発表されることだろう。実際の環境の変化も未知数であり、明日実装予定のアップデートを待ちたい。
『オーバーウォッチ2』シーズン2は日本時間12月7日開幕予定だ。