学校運営シム『Let’s School』発表。「ポルティア」開発元が手がける、ほのぼの忙しい校長ライフ

Pathea Gamesは12月1日、『Let's School』を発表。2023年春に早期アクセス配信すると告知した。本作は学校経営シミュレーションゲームだ。

Pathea Gamesは12月1日、『Let’s School』を発表。2023年春に早期アクセス配信すると告知した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)。


『Let’s School』は学校経営シミュレーションゲームだ。プレイヤーは校長として古い学校を再建すべく、増築や運営を手がけていく。本作では東洋風、西洋風といったさまざまなスタイルの学校を建築可能だそうだ。水平だけでなく垂直にも増築可能で、階層を重ねて自由に校舎を作り上げられる。建築では学内を多彩にカスタマイズ可能。奇妙な建物も存在するといい、学校らしからぬユニークな設備を作ることもできるのかもしれない。

生徒にはそれぞれ興味のある分野やライフプランが存在するそうだ。生徒たちのニーズに沿った学校運営を心がけよう。制服や食事、旅行などを、生徒の要望を踏まえて決定していくのだ。また学内施設の管理も重要だ。食堂やトイレなどが飽和すると、生徒はストレスから奇行に走ることもあるという。トイレを長時間使用できない場合、生徒にとっては学内のあらゆる施設がトイレとみなされるとのこと。気を付けよう。

そして教師を管理するのも校長の仕事だ。望ましい人材を教師として採用し、育成してスキルをアンロック。彼らの指導が生徒たちの運命を握っている。詰め込み教育にするも、フレキシブルな教育にするも、校長の自由だ。またゲームには、学校の名声ランキングも存在。快適な学園ライフと学力向上で名声を上げ、誰もが憧れる学校を作り上げるのだ。



本作を手がけるのは中国に拠点を置くPathea Games。過去には『きみのまち ポルティア』をリリースし、後継作『きみのまち サンドロック』は現在Steamにて早期アクセス配信中。いずれもSteamストアレビューにおいて「非常に好評」ステータスを獲得している。

『Let’s School』は同スタジオの過去作から一転して、学校経営シムへの挑戦となる。IGNによると、本作のプロデューサーを務めるLanka氏は1年半を費やし1人で本作のプロトタイプを制作。ほかのスタジオメンバーがこれを非常に気に入り、本格的な開発に至ったという。スタジオ過去作とのジャンルの違いも、そうした開発経緯が関係しているのだろう。一方で可愛らしいグラフィックやほのぼのとした雰囲気は健在。同スタジオの持ち味を感じられる部分もありそうだ。Pathea Gamesの意欲的な新作を楽しみにしておこう。

『Let’s School』はPC(Steam/Epic Gamesストア)向けに、2023年春に早期アクセス配信開始予定だ。なお本作は将来的にはコンソール/モバイル向けのリリースが検討されているとのこと。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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