地下壕ホラー『Amnesia: The Bunker』発表。異形のひしめく暗闇を銃片手にさまよう、人気シリーズ最新作

Frictional Gamesは12月2日、『Amnesia: The Bunker』を発表。2023年3月に発売すると告知した。対応プラットフォームはPC(Steam)および海外PS4/ Xbox One/Xbox Series X|S。

Frictional Gamesは12月2日、『Amnesia: The Bunker』を発表。2023年3月に発売すると告知した。対応プラットフォームはPC(Steam)および海外PS4/ Xbox One/Xbox Series X|S。

『Amnesia: The Bunker』は、一人称視点ホラーゲーム『Amnesia』シリーズの最新作だ。舞台は第一次世界大戦下のバンカー(掩蔽壕)。主人公となるのは、バンカーの中に一人取り残されたフランス人兵士だ。プレイヤーは手動発電が必要なダイナモ式ライトを片手に、暗闇に包まれたバンカーからの脱出を目指す。ただしバンカー内には、こちらの動きや音に反応する脅威も存在するという。

バンカー内はセミオープンワールドになっているとのこと。ほかの兵士に何が起きたのか、どうやって脱出するのか。プレイヤーが自由な道筋でバンカーを探索しながら、試行錯誤を繰り返すことになるという。なおバンカー内で見つかる物資を使って、クラフトをおこなうこともできるそうだ。ただし物資は貴重とのことなので、使いどころはしっかり考える必要があるだろう。またランダムに起こるイベントも存在し、プレイのたびに予測不能な展開が用意されているそうだ。


本作を手がけるのはFrictional Games。過去には『Amnesia』シリーズ、『SOMA』といった一人称視点ホラーゲームを手がけてきたスタジオだ。いずれの作品も息の詰まるような恐怖体験が評価を集めている。過去の『Amnesia』シリーズも暗闇を蝋燭やランタンといった光源で照らしながら探索するゲームプレイが特徴であった。そして過去シリーズは主人公に正気度や恐怖度といったパラメータが存在。暗闇に長くいるとそうしたパラメータが悪化してしまうシステムであった。

本作『Amnesia: The Bunker』でも、「どんな犠牲を払ってもライトはつけたままに」しなければならないとのこと。過去シリーズにおけるシステムは継承されているのだろう。また光源はライトに格上げになったものの、時おり手動発電を挟む必要がありそうだ。一方で、同スタジオ作品としては珍しくリボルバーや手りゅう弾で異形と積極的に戦う様子も見られ、戦闘要素は今作の特徴となりそうだ。バンカーに舞台を移したシリーズ最新作を楽しみにしたい。


『Amnesia: The Bunker』はPC(Steam)および海外PS4/ Xbox One/Xbox Series X|S向けに、2023年3月発売予定だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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