オープンワールド剣戟アクション『百面千相』PS4/PS5向けに発表。広陵世界で冒険跳躍決闘

中国のゲームメーカーPapergamesは11月10日、『百面千相』を発表した。戦乱うずまく中国が舞台の、オープンワールドアクションゲームとなるそうだ。

中国のゲームメーカーPapergamesは11月10日、『百面千相』を発表した。現時点で判明している対応プラットフォームはPS4/PS5。

『百面千相』はオープンワールドアクションゲームとなるそうだ。トレイラーなどの情報によれば、舞台は唐代末期の戦乱うずまく中国だ。戦火で捕虜にされた主人公の青年は、仮面をつけることで覚醒。戦いの中で宿敵と出会い、運命と信念をかけた対決が展開するという。

戦闘シーンでは体術のほか、剣で敵の攻撃を弾きながら戦っている。『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』に似た戦闘システムとなりそうだ。敵の攻撃をはじいたあと瞬時に姿を変えている様子も見られ、戦闘中に仮面を付け替えることもできるのだろう。

トレイラーでは、壁走りやジャンプで建物の屋根に上がる、三次元的な移動アクションも見られる。ロケーションもさまざま登場し、いずれも美しい風景を楽しめそうだ。本作はオープンワールドゲームとされており、そうしたロケーションを探索しながら攻略を進める形となるのかもしれない。



トレイラーには宿敵と見られるボスとの戦いも収録。「晦羽之面(かいうのめん)」という黒い装束のボスとの死闘が展開している。ボス戦前のカットシーンや戦闘中には、晦羽之面との会話も見られる。本作では主人公と宿敵の間で、唐王朝の交代と存続というそれぞれの信念がぶつかり合うという。滅びゆく唐を巡って展開する、シリアスなストーリーにも注目したい。

本作を手がけるのは中国に拠点を置くPapergames。同社はこれまで、着せ替えコーデRPG『ミラクルニキ』など人気スマートフォン向け作品を展開。同作は全世界でダウンロード数1億回を突破しているとのことで、大きな成功を収めている。同社は女性向けゲームだけでなく一般向けタイトルも展開していく方針を明かしており、日本支社であるニキ株式会社を設立している。本作『百面千相』はその嚆矢となるのだろう。国内向けトレイラーではCERO審査中との記載があり、国内発売も期待できそうだ。

Papergamesの過去作とは打って変わって、プラットフォームをコンソール機に移しゲームプレイも大きく変化する本作。スマートフォン向け作品で成功を収めた同社の、新たな挑戦に期待がかかる。

『百面千相』はPS4/PS5向けに発売予定だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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