『DARK SOULS Ⅱ』“新PC版”のオンラインサービスが復旧。『ダークソウル』“旧PC版”はサービス終了
フロム・ソフトウェアは10月25日、『ダークソウル』シリーズ作品のオンラインサービス復旧について告知した。PC版『DARK SOULS Ⅱ SCHOLAR OF THE FIRST SIN』DX11版についてはサービスを再開。一方で、PC版『DARK SOULS Prepare To Die Edition』(『DARK SOULS: REMASTERED』とは別サーバー)についてはオンラインサービス終了が告知されている。
『ダークソウル』シリーズは、フロム・ソフトウェアが手がける人気アクションRPGだ。同シリーズ作品にはいずれも、マルチプレイ協力や対戦を可能にするシステムが盛り込まれている。しかし今年1月22日、海外コミュニティより『DARK SOULS III』PC版にセキュリティ問題があるとのユーザー報告がなされた。この報告は瞬く間に広まり、開発元フロム・ソフトウェアも素早く対応。PC版『DARK SOULS REMASTERED』『DARK SOULS II』『DARK SOULS III』などのゲームサーバーが停止され、脆弱性の調査と対応がなされていた。そして『DARK SOULS III』については、8月25日に復旧が実施されマルチプレイ機能が復活していた(関連記事)。
そして本日には、PC版『DARK SOULS Ⅱ SCHOLAR OF THE FIRST SIN』の脆弱性調査完了と、ゲームサーバー復旧によるサービス再開が告知された。なお復旧したのは、ハイスペック版となるDirectX11対応 64bit OS版の同作だ。PC版『DARK SOULS Ⅱ』(DX9)および『DARK SOULS Ⅱ SCHOLAR OF THE FIRST SIN』(DX9)については、現在対応を進めているとのこと。
また、PC版『DARK SOULS Prepare To Die Edition』については、オンラインサービスのサポート終了が告知されることとなった。理由としては、システムの老朽化により復旧が困難であることが判明したそうだ。なお、こちらはリマスター作であるPC版『DARK SOULS: REMASTERED』とは別の作品となる。ゲームサーバーも別であり、同リマスター版については復旧作業を継続しており、今後復旧予定となっているとのこと。