スクエニ生活RPG『ハーヴェステラ』新情報公開。冬の町にまつわる情報から、体験版から変わる点も発表
スクウェア・エニックスは10月19日、生活シミュレーションRPG『ハーヴェステラ』の新情報を公開した。
『ハーヴェステラ』は四季を彩るファンタジー世界を舞台に、生活・交流・冒険を楽しむことができる生活シミュレーションRPGだ。「シーズライト」と呼ばれる巨大な4つの結晶体が存在する惑星にて、四季の恩恵にあずかりながら釣りや料理などのスローライフを楽しむことができる。しかし、いつしかシーズライトに異変が生じ、季節の変わり目に作物は枯れ、人々は外を出歩くことができなくなる「死季」が発生するようになる。主人公はある死季の日に辺境の村に行き倒れていた村人だ。自給自足の生活をしながら仲間たちと協力して死季の謎を解き明かし、世界の成り立ちや死季の真相を解き明かすのが本作の大まかなストーリーとなる。
今回公開されたのは、冬のロケーション「教都アルジェーン」に関する情報だ。アルジェーンは雪に覆われた宗教都市で、季石教団の本拠地である。冬のシーズライトがあるアルジェーン近郊の聖洞には、教団の神官たちが礼拝に訪れるという。
アルジェーンには、冬のシーズライトの調査で訪れることになる。シーズライトのある聖洞には“免罪花”を与えられた者以外立ち入りが禁止されているようだ。そして、シーズライトの異変以来、信託を受けるようになったという教団の司祭は、近い将来災害が起こると予言する。身につけた人間を清い者とする免罪花は、その予言によって多くの教徒が求めるようになっていく。季石教団や予言の謎に迫る物語となるようだ。
教都アルジェーンでは、傭兵ブラッカと出会うことになる。報酬さえ支払えばどんな以来も引き受けるが、その金額は高価との噂だ。
新たなジョブとして、遠距離からの物理攻撃が得意な「アベンジャー」や、魔法剣で物理攻撃と魔法攻撃をおこなう「ピルグリム」も公開されている。アベンジャーはスキルによって通常攻撃の属性を火属性または氷属性と切替可能。ピルグリムは広い範囲の攻撃や、ダメージフィールドが生成できるスキルを覚えるようだ。
生活面では、新たに「妖精オーダー」についての情報が公開されている。物語が進むと妖精たちは、主人公の畑仕事を手伝ってくれるようになる。妖精にはさまざまな種類が存在し、今回は“火”の妖精が紹介されている。また、自宅にある妖精の本から確認できる「妖精オーダー」を達成することで、さまざまなことに役立つ報酬を獲得することができる。
妖精オーダーをたくさんこなすことで、畑の広い範囲を一気に耕したり、水やりや種まき、収穫を一気にできたりと農作業がパワーアップ。また、畑そのものをレベルアップさせることでハイクオリティな作物の収穫確率がアップ。出荷額が高値になったり、料理のクオリティをあげることができる。また、各シーズライトに関係する妖精たちを助けることで、水辺や洞窟といった新たなバイオームを開放することができる。
キャラクターとの交流における新情報としては、仲間たちとの冒険中に食事をとることで、通常よりも料理効果がアップするほか、特別なストーリーを見られることが明かされた。食べる料理次第では、キャラクターの意外な一面も見られるようだ。
『ハーヴェステラ』体験版から、製品版でのアップデート項目についても告知された。本作ではNintendo Switch向けに体験版が配信されている。体験版でのフィードバックを踏まえ、製品版では以下の項目が改善されるようだ。
・フィールド、ワールドマップでの時間経過を緩和
・ワールドマップでのペット移動速度をアップ
・釣りの釣り上げるまでの時間を短縮
・ジョブチェンジクールタイムを短縮
・メイジの通常攻撃フレームを調整
・ロード時間を短縮
・キャラクターのHPが少なくなった際に警告演出を追加
『ハーヴェステラ』はNintendo Switch/PC(Steam)向けに7680円(税込)で発売予定だ。Nintendo Switch版の発売日は11月4日、PC(Steam)版の発売日は11月5日を予定している。 また、Nintendo Switch版ではセーブデータを製品版に引き継ぐことができる体験版も配信中だ。
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