プログラムでロボ制御アクション『Bots Are Stupid』Steam向けに11月発売。かんたんコーディングで難関に挑む

パブリッシャーのYogscast Gamesは10月6日、『Bots Are Stupid』を2022年11月に発売すると発表した。プログラミング要素が特徴となる2Dアクションゲームだ。

パブリッシャーのYogscast Gamesは10月5日、『Bots Are Stupid』を2022年11月に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

『Bots Are Stupid』は、プログラミング要素が特徴となる2Dアクションゲームだ。プレイヤーはロボットを動かし、足場から足場へジャンプ。時にはグラップリングフック(grappling hook)なども使いながら、触れると即死のトゲを回避しつつ、各ステージのクリアを目指す。ただし、プレイヤーはロボットをリアルタイムで操作して動かすわけではない。プログラミング要素によってクリアまでの行動をあらかじめ設定し、ロボットを動かすわけだ。

本作には、ロボットを制御する「シンプルなプログラミング言語」が実装されているという。ロボットには、move/jump/stop/hook/unhookなどのアクション、およびアクションの長さを決めるコマンドであるwaitの秒数をあらかじめ設定可能だ。プレイヤーはステージクリアのために必要と思われる動作をすべてプログラムした上で、ロボットの行く末を見守ることになるわけだ。各アクションのプログラムはテキスト入力も可能なほか、ドラッグ&ドロップなどのマウス操作でも設定可能。また、プログラムに必要なコマンドはできるかぎりシンプルに設定されているとのこと。事前に技術的知識は必要にならないそうだ。


ゲーム内には40以上のステージが収録。ステージによってはグラップリングフックのほか、加速装置(speed boosters)、ベルトコンベア(conveyor belts)といったギミックも用意されているそうだ。また、プレイヤーが自由にステージを作成可能なエディター機能も搭載。作成したステージは世界中のプレイヤーと共有可能とのことだ。リーダーボード機能も用意されているとのことで、各ステージを最速でクリアできるような洗練されたプログラミングを追及する楽しみ方もできるだろう。

なお本作は現在Steamにてデモ版も配信中。6ステージが収録されているほか、エディター機能も体験可能となっている。デモ版では、何度もロボットを試運転して、トライアル&エラーを繰り返すゲームプレイが印象的であった。そのぶんゴールにたどり着いた際の達成感もひとしお。また慣れてくれば、ステージの構造を見ただけで必要となるプログラムを予測できるようになるかもしれない。なお、itch.ioでは本作のベースとなった同名作品『Bots Are Stupid』も配信中となっている。発売予定のSteam版は、こちらのフルバージョンとなるそうだ。

『Bots Are Stupid』はPC(Steam)向けに、2022年11月に発売予定だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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