Steam宇宙船コロニーシム『Stardeus』正式発表。Paradoxの新レーベルが贈る、ボロボロの宇宙船から始まる旅

Paradox Interactiveの新レーベルParadox Arcは9月22日、『Stardeus』を正式発表。日本時間10月13日に早期アクセス配信開始すると告知した。ボロボロの宇宙船を舞台に、ドローンが人口冬眠中の人間を生かすべく船を修理・増築していくコロニーシムとなるようだ。Steamストアページによれば日本語表示にも対応する。

Paradox Interactiveの新レーベルParadox Arcは9月22日、『Stardeus』を正式発表。10月12日に早期アクセス配信開始すると告知した。対応プラットフォームはPC(Steam)。Steamストアページによれば日本時間10月13日に配信予定で、日本語表示にも対応する。

『Stardeus』は宇宙船を舞台にしたコロニーシムだ。プレイヤーは宇宙船に搭載されたAIとして、崩壊した宇宙船をドローンで再建。ランダムに発生するイベントを乗り越えながら、宇宙の旅を続けていくのだ。Steamストアページでの説明によれば、本作は『Factorio』や『Rimworld』といった人気シミュレーションゲームの影響を受けているとのこと。

宇宙船には人間の乗組員が人工冬眠しているという。船内を修理しつつ、彼らの生命維持装置の復旧が目標のひとつとなるようだ。船内に酸素が供給できれば、彼らを起こして“利用”することも可能だという。酸素のほかにも、船内には熱や電力といったインフラ要素が存在するとのこと。それらのバランスをとりながら、できるだけ長く人間たちを生かし続けよう。


船内にはさまざまな設備を建築可能。目覚めた人間たちへの食料を確保するための栽培区画や、エイリアンの未知の技術を研究する巨大コンピューターなど、宇宙船の維持に必要な多彩な設備が登場するという。また設備や高い技能を持った乗組員などが充実すれば、惑星・宇宙の探索や採掘といった船外活動も可能となるようだ。

そのほか、ゲーム中にはストーリー生成AIによって無数のイベントが発生。慈悲深いトレーダーが存在する一方で、宇宙海賊や顔にへばりついてくるエイリアンなど、宇宙にはさまざまな脅威が存在するようだ。クローズドアルファテスト向けのトレイラーでは、巨大な隕石が船を破損させるシーンや、無数のクモのような生物が船内に溢れている様子が見られる。最悪の事態に備えて、常に警戒する必要があるようだ。

本作の開発を手がけるのはKodo Linija。過去には『Bloody Rally Show』などをセルフパブリッシングでリリース。同作はSteamユーザーレビューで182件中90%が好評とする「非常に好評」のステータスを獲得している。そしてこのたび同スタジオは、Paradox Arcのパブリッシングで本作『Stardeus』を早期アクセス配信する運びとなったようだ。Paradox Arcがパブリッシングを手がけるタイトルとしては、『Across the Obelisk』に続く2作目となる。

『Stardeus』の早期アクセス配信期間は2~3年以上となる見込み。開発元は、『Factorio』や『Rimworld』といったタイトルと同じく、『Stardeus』をフィードバックによってじっくりと磨き上げていく意気込みを明かしている。早期アクセス配信時にはチュートリアルを含む「Wrecked」、小さな宇宙船でスタートする「Leaving Earth」、制限なく船を改築可能な「Sandbox」の三つのモードが収録。一部未実装の機能やコンテンツはあるものの、基本のゲームプレイは安定した状態で楽しめるとのことだ。

『Stardeus』はPC(Steam)向けに10月13日に早期アクセス配信開始予定。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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