死神ハクスラARPG『Graveless』発表。尖った個性の死神たちが、悍ましい不死の命を刈り取る

Digital Happinessは9月20日、『Graveless』を発表した。ハック&スラッシュ要素のあるアクションRPGになるという。舞台となるのは不死者が氾濫する世界。プレイヤーは死神となり、不気味な不死者たちを冥界に送り届けるのだ。

Digital Happinessは9月20日、『Graveless』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S。

『Graveless』はハック&スラッシュ要素のあるアクションRPGになるという。舞台となるのは、不死や不滅といった存在が氾濫する混沌とした世界。今こそ、死への手引きをするThe Reaper(死神)が必要とされている。プレイヤーは死神となり、不気味な不死者たちを冥界に送り届けるのだ。

ゲームプレイに関して多くは明かされていないものの、Steamストアページなどの紹介文ではいくつかの要素が説明されている。まず、本作には広大なフィールドが存在。探索のなかで複雑なストーリーが断片的に語られていくという。それぞれのストーリーが交差して、不死の謎を解き明かす展開が見られるそうだ。さらにダンジョンの探索や、スキルを習得したり強化したりといったキャラの成長要素も存在するとのことだ。


トレイラーでは個性的な3人のプレイアブルキャラが登場。はじめに登場するポニーテールのキャラは、鎌やナイフを駆使するようだ。素早い斬撃で敵に攻撃する様子が確認できる。続いて登場するのはオオカミのような頭をもつキャラ。右手の直剣による斬撃と、左腕に赤いオーラをまとわせた攻撃を組み合わせて戦うようである。最後に登場するのは仮面を被った子どものようなキャラ。登場時には、一人目のキャラの背中が割けて、中から伸びた腕によって地面から引き出されるように召喚されている。キャラ切り替え時の演出なのかもしれない。先にランタンのついた棒状の武器を使用しており、炎を伴う攻撃を得意とするようだ。

また映像ではシューター風の視点に移行して、弓やショットガンを用いるシーンも見られる。近接攻撃だけでなく、射撃も織り交ぜて戦うシステムが特徴となるのだろう。そのほかトレイラーでは、不気味な敵やグロテスクな怪物の姿が数多く見られる。ダークな世界観にぴったりな敵たちが現れるようだ。ボスと思われる巨大な敵の姿も確認できるほか、最後には花嫁のような姿をした金色の目をもつ人物も登場。後ろにクリーチャーを従えており、ストーリーにおける重要な存在なのかもしれない。


本作を手がけるのはインドネシアに拠点を置くDigital Happiness。過去にはホラーゲーム『DreadOut』シリーズをリリースしている。カメラで霊やクリーチャーを撮影して攻撃するという、ホラーゲーム『零』を想起するようなゲームプレイが特徴となるシリーズだ。中でも『DreadOut: Keepers of The Dark』はSteamストアレビューで709件中80%が好評とする「非常に好評」のステータスを獲得。ゲームプレイのほかには、敵のデザインの不気味さなどが一定の評価を受けているようだ。『Graveless』ではシステムが大きく変化しそうなものの、ホラー表現やクリーチャーの造形など、過去作品における持ち味は受け継がれていることだろう。

『Graveless』はPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S向けに発売予定だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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