Steamマルチプレイ博物館ホラー『Macabre Museum』発表。ミイラやミノタウロスが動き出す夜の館内、最大4人協力で脱出を目指す
デベロッパーのDifferent Monsterは9月8日、協力プレイホラーアドベンチャー『Macabre Museum』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。
『Macabre Museum』は一人称視点の協力プレイホラーアドベンチャーゲームだ。最大4人のプレイヤーが協力して、閉館後の博物館からの脱出を目指す。舞台となる館内では展示されていたミイラなどが突如目を覚ましており、それらの脅威から逃げ回りながら博物館の謎を解明することになるようだ。
使用キャラとしては考古学者、インフルエンサー、私立探偵、ジャーナリストの4人が登場。1人から4人で遊べる本作では、チームの人数が多いほど脱出の困難さが増していくという。脱出のために協力も不可欠とのことだ。なお道中では道具、武器、アイテムなどを入手可能。スキルのアンロックも可能で、生存の可能性を高められるそうだ。
本作では、エジプトの砂漠や、緑豊かなメソアメリカの寺院、中世の城、ギリシャの迷路など、展示テーマ別のステージが登場するようだ。さらにミイラやミノタウロスなど伝承における怪物たちも登場。怪物からは逃げたり隠れたりする必要がある一方で、時には戦わなければならない場合もあるという。またピラニア、スカラベ、巨大なクモといった、危険な生物も群れをなしてプレイヤーを襲ってくるという。
ステージにはそのほかの脅威として、パズルや罠なども存在。洪水に見舞われる部屋や燃え盛る塔からの脱出が必要になる場面もあるという。また各ステージにはクリスタルが存在し、クリスタルの収集が博物館からの脱出にも繋がるようだ。なお各プレイスルーにおけるイベントはランダム化されているとのこと。遊ぶたびに新鮮なゲームプレイを楽しめるだろう。
トレイラーは全編カットシーン調で構成されているものの、本作の世界観や要素を垣間見ることができる。映像は緑色のクリスタルを手に入れ、緑豊かな遺跡をゴリラのような怪物に追い回されている様子から始まる。その後さまざまなステージに場面が転換。水中から伸びる無数の霊の手に引きずり込まれそうになるシーンや、ミノタウロスが壁を突き破って登場する場面も確認できる。また巨大なチェス盤のような部屋も登場しており、ゲーム内にステージとして登場するならば何らかのギミックが用意されるのかもしれない。
本作は早期アクセス配信から始まることが明かされている。配信後は2025年中旬ごろまでが、早期アクセス配信期間として予定されているとのこと。この予定期間はゲームに追加するコンテンツの量によって変動する可能性もあるという。早期アクセス配信期間中は、DiscordやSteamディスカッションを利用してフィードバックを募り、新機能などを実装していくとのこと。なお価格については、早期アクセス配信開始から新たなコンテンツを実装していくにつれて、段階的に引き上げていく可能性はあるそうだ。
本作は早期アクセス配信開始に向けて、3種のステージが実装された安定版の開発が進められているという。博物館を舞台にした特徴的な協力プレイホラーゲームの登場を楽しみにしたい。
『Macabre Museum』はPC(Steam)向けに配信予定だ。