和風サイバーパンク『Shinobi Rising』発表。忍者が暗黒組織に立ち向かうステルスアクション
デベロッパーのW.R.K.S Gamesは『Shinobi Rising』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/独自プラットフォーム)で、2023年2月配信予定。2023年後半にはコンソール向けにも展開予定とのことだ。
『Shinobi Rising』はサイバーパンクな世界観で描かれる横スクロールアクションゲームになるという。舞台となるのは「Katana-Ra」と呼ばれる架空の連邦国家。主人公は忍者で、ある子供の死の真相を追うことになるようだ。戦闘では忍術を駆使して敵を倒すほか、ステルス要素で戦闘を回避することもできるという。近未来と和風建築が融合した特徴的な世界は、Unreal Engine 5による3Dグラフィックで描かれるとのことだ。
本作の舞台であるKatana-Raは日本の歴史や伝承を取り入れつつ、サイバーパンクな世界観で構築されているという。Keiratsuと呼ばれる組織が裏で牛耳る、貧富の格差の激しいディストピアとして描かれるようだ。都市部においては犯罪が絶えず、シンジケートも存在。血生臭い世界観が展開されるのだろう。主人公の忍者はこの世界で、Kata一族の相続人であった子供の暗殺の真相に迫るそうだ。その過程で何らかの陰謀に巻き込まれていくのかもしれない。
Katana-Raは高度な技術を有しており、最新技術で開発された剣や銃が登場するという。さらにサイバネティクス技術による人体改造も見られるそうだ。ゲーム中にもそうしたテクノロジーの粋を結集した強敵が登場するのだろう。一方で主人公も最新鋭の技術を利用できる可能性はありそうだ。忍術との組み合わせなどに期待したい。
本作を手がけるのはW.R.K.S Games。過去には『Blood Bond – Into the Shroud』をリリースしている。同スタジオは今後Katana-Raユニバースとして作品を展開する意気込みを見せている。Katana-Raの世界はこれから、さまざまなゲームとして描かれていくかもしれない。いずれにせよ、その嚆矢となる『Shinobi Rising』の登場を楽しみにしておこう。
『Shinobi Rising』はPC(Steam/独自プラットフォーム)向けに2023年2月配信予定。2023年後半にはコンソール向けにも展開される見込み。2022年10月下旬にはストアページとトレイラーも公開されるとのことだ。