ヌルヌルアクション『ローション侍』Nintendo Switch版発表、2022年配信へ。ローションまみれの織田信長の戦いを2作まとめて収録

国内のゲーム制作サークル烈帝国は9月5日、『ローション侍』Nintendo Switch版を発表した。2022年内に発売予定。内容としては、Steam向け『ローション侍』および『真・ローション侍』のステージがまとめて収録されている。

国内のゲーム制作サークル烈帝国は9月5日、『ローション侍』Nintendo Switch版を発表した。2022年内に発売予定。内容としては、Steam向け『ローション侍』および『真・ローション侍』のステージがまとめて収録されている。

『ローション侍』は、ローション侍に魔改造されてしまった織田信長がぬめりを活かして脱出を目指す、見下ろし視点のアクションゲームである。本作の舞台は、安土桃山時代の日本。主人公は、戦国大名の織田信長だ。ある時、織田信長は忍者たちに捕らえられ、全身からローションが溢れ続ける身体へと改造されてしまう。ローションによって、織田信長は歩くことすらままならない。そんな中、信長に脱出の好機が到来する。信長は、ローションを逆に利用して忍者たちと戦闘を開始。明智光秀の策略により、ローション侍と化した織田信長の脱出劇が繰り広げられる。


ローション侍となった織田信長は、身体から溢れ出るローションにより、立って歩くことができない。そこで、本作では全身を覆うローションを利用し、床を滑って移動していく。プレイヤーが床を蹴らせると、織田信長は畳の上を滑る。さらに、壁を蹴ると高速での移動が可能。ローションのヌメリを活かして、素早くステージを攻略するわけだ。

また信長が捕らえられている忍者城内には、忍者たちが待ち構えている。織田信長は剣の達人であるため、相手と接触するだけで敵を撃退可能。忍者たちの持つ鍵を入手したり、ボスと戦ったりしながら、忍者城からの脱出を目指していく。要素としては、即死のトゲや水、爆弾といった罠も登場。オンラインランキング機能も用意されており、Nintendo Switch版でもクリアタイムが競われるようだ。


本作を開発しているのは、国内のゲーム制作サークル烈帝国である。過去作としては、Steamにて2020年6月に『ローション侍』、2021年7月に『真・ローション侍』をリリース。『ローション侍』のユーザーレビューでは、44件中100%の好評を得てステータス「好評」を獲得している。プレイヤーからは、際立ったコンセプトや素早く床を滑る疾走感などが評価されているようだ。

本作『ローション侍』Nintendo Switch版は、2作の内容をまとめた移植版である。『ローション侍』のステージに加えて、『真・ローション侍』のステージも収録。『真・ローション侍』の内容に相当する、織田信長が武田信玄の策略により平安時代にタイムスリップし、ローション侍となってしまった世界線の戦いも繰り広げられる。さらにNintendo Switch版ではHD振動機能に対応。コントローラーの振動により、“ローションの鼓動”が感じられるそうだ。

『ローション侍』Nintendo Switch版は、2022年内に配信開始予定だ。また『ローション侍』は通常価格税込205円、『真・ローション侍』は通常価格税込310円で、PC(Steam)向けに配信中。9月12日まで50%オフセールが実施されているほか、『真・ローション侍』にはエクストラステージを追加するアップデートも配信されている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

Articles: 2515