ホラーCo-op『Phasmophobia』新開発ロードマップ公開。来年にかけてほぼ全要素をリニューアル
デベロッパーのKinetic Gamesは9月5日、Steamにて早期アクセス配信中のホラーゲーム『Phasmophobia』について、今後の開発ロードマップを更新した。さまざまなゲームプレイ要素刷新など、今年から来年にかけての展望が明かされている。
『Phasmophobia』は、最大4人協力プレイに対応するサイコロジカルホラーゲームだ。プレイヤーたちは超常現象調査チームとなり、幽霊(ゴースト)が出るいわく付き住居に潜入。ガジェットを駆使して証拠を集め、ゴーストの正体を突き止める。プレイヤー自身の経験を深めたり、資金を獲得して装備を充実させたりして、よりスムーズなゴーストハンティングを目指していくわけだ。
今回は開発元により、本作の新たな開発ロードマップが公開された。まず、以前公開されていた今年2022年のロードマップの内容については、なかなか予定通りには開発進行できなかったとのこと。そのため、より余裕をもち、現実的な新たなロードマップを定めたようだ。
ロードマップのなかでは、今月から来年にかけての開発計画が明かされた。今月配信予定のアップデートとしては、マッチの難易度カスタマイズ機能が実装されるようだ。また、今は明かせないほかの要素も実装予定とのこと。近日中公開のトレイラーにてお披露目となるようだ。ほかにも、新マップSunny Meadowsや通報システムが今月中にリリース予定となっている。
今年10月~12月にかけては、URP Upgradeと呼ばれる一連のアップデートが実施予定。こちらは天候システムの刷新や、新しいライティング、ゲームの最適化などを含む内容となるようだ。
来年2023年には、まずThe Progressionアップデートが段階的に実装されていく。同アップデートは、ゲームシステムや各種3Dモデル/アニメーションなど、多岐にわたる要素をオーバーホールする極めて大規模な内容だ。また、新ガジェットなどコンテンツの追加もなされていく様子である。
そして同年、The Progressionアップデートが完了した後には、Horror 2.0と呼ばれるアップデートが控えている。ゴーストのモデルをすべて刷新し、エフェクト・イベント・サウンドなどを大量に追加。恐怖をさらに加速させる内容となる。こちらをもって、『Phasmophobia』の「手直し(Rework)」は完了となるようだ。そして、その先も本作の更新は続けられていくという。ファンたちは本作に長い目で期待してよさそうだ。
『Phasmophobia』はPC(Steam)向けに、現在早期アクセス配信中。