暴虐のロボット掃除機アクション『JUSTICE SUCKS』9月9日発売へ。スマート家電をハッキングして悪者を“片付ける”ロボット掃除機

tinyBuildは、タクティカルステルスアクション『JUSTICE SUCKS: Tactical Vacuum Action』を、9月9日(日本時間)に発売すると発表した。『JUSTICE SUCKS』は、意志を持ったロボット掃除機Dustyが主人公のステルスアクションゲーム。

パブリッシャーのtinyBuildは、タクティカルステルスアクション『JUSTICE SUCKS: Tactical Vacuum Action』を、9月9日(日本時間)に発売すると発表した。対応機種はPC(Steam)/PlayStation/Xbox/Nintendo Switchとされている。それぞれのコンソール向けにストアページがオープンされており、国内向けにも発売されそうである。Steamストアページによると、ゲームは日本語表示に対応するという。

『JUSTICE SUCKS』は、意志を持ったロボット掃除機Dustyが主人公のステルスアクションゲーム。家に押し入ってきた強盗を撃退する中で意識を持ってしまったDusty。さらに襲い来る製品保証チームの攻撃から家族を守るうちに、Dustyはテレビの世界に迷い込み、戦闘能力にも目覚める。はたして彼は家族を救い出すことができるのか。


本作は見下ろし視点のステージクリア型アクションゲームとなっており、プレイヤーはDustyを操作して敵を殲滅すればステージをクリアできる。今回公表されたトレイラー映像を見てみると、Dustyが小さな体で敵に立ち向かう姿を確認できる。部屋の中にある、いわゆる「スマート家電」をハッキングしつつ、敵に見つからないよう、その小ささを最大限生かして不意打ちを食らわせる必要があるようだ。

とはいえ、ゲーム画面を見るとわかるのだが、その攻撃方法はシーリングファンを落下させて敵を切り刻むなど、なかなかに残虐。まさに「Justice sucks」(正義なんかクソだ)というタイトル通り、えげつない戦い方ができるらしい。さらにDustyは飛び散った敵の血や肉片を吸い取ることで新たな能力を取得できるようだ。汚れた部屋を片付けるのは彼の本業だが、血の海を進むロボット掃除機の映像はちょっとしたホラーである。もっとも開発元であるSamurai Punkのサイトによると、ゴア表現はオフにもできるとのこと。その場合血はピンクか虹色に、肉片はキャンディになるらしい。


Samurai Punkは、アパレルブランドも展開するオーストラリアのゲーム開発会社だ。Samurai Punkによると、本作は、2019年に発売された『Roombo: First Blood』の続編とのこと。前作はAustralian Game Developer AwardsのSound部門を受賞。Steamに寄せられたレビュー176件うち87%が好評であり「非常に好評」のステータスを獲得している。対戦相手の画面を盗み見ることでしか相手の存在を把握できないFPS『Screencheat』や鳥になって島の上空を飛び回るだけのゲーム『Feather』を手がけるなど、独特な作風に定評がある(関連記事)。今回の新作はどう仕上がっているか。期待したいところだ。

『JUSTICE SUCKS: Tactical Vacuum Action』は9月9日(日本時間)に、PC(Steam)/PlayStation/Xbox/Nintendo Switch向けにダウンロード販売予定。Nintendo Switch版、Xbox版は予約を受け付けており、予約受付期間中はどちらも10%値引きされている。

Daiki Imazato
Daiki Imazato

下手の横好きでシミュレーションゲームなどをしています。自分のミスでだんだん状況が悪くなっていく様を他人事のように眺めるのが好き

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