決断の連続ローグライク『Ring of Pain』PC版が期間限定で無料配布中。Epic Gamesストアにて

Epic Gamesストアにて8月26日、ターンベース制ローグライクゲーム『Ring of Pain』の無料配布が開始された。配布期間は9月2日0時まで。本作は日本語表示にも対応している。

Epic Gamesストアにて8月26日、PC版『Ring of Pain』の無料配布が開始された。期間内にアカウントを新規作成またはログインして入手すれば、期間終了後も保有しプレイ可能だ。配布期間は9月2日0時まで。本作は日本語表示にも対応している。定価は2080円。

『Ring of Pain』は、ターンベース制ローグライクゲームだ。ジャンルとしては「ローグライクのカードクロウラー」を標榜している。本作でプレイヤーは、複数のフロアからなるダンジョンに潜入。危険な怪物たちがうろつくなか、入手アイテムやイベントなどを利用して活路を見出していく。本作の特徴は、そうしたダンジョンの要素がカードとして描写される点だ。とはいえ、プレイヤーがデッキを構築して、カードを使って攻略に挑むわけではない。カードの方が、プレイヤーを待ち受けるのである。

本作では、ダンジョン内で待ち受ける敵や能力アップイベント、そして消費・装備アイテムなどがカードとして描写されるのである。そうしたカードは、画面上に円形に配置される。プレイヤーは自分の左右に面する2枚のカードのうち1枚を選択、あるいはスルーしていき、ゲームを進行していくのだ。たとえば、回復ポーションと敵が並んだ場合には「ポーションを飲むか温存するか、それとも危険をかえりみずモンスターの横を通り抜けるか」、2体の敵が並んだ場合には「どちらを先に倒すか、あるいはどちら側からスルーして逃げるか」といった決断を迫られることになる。


プレイヤーが決断を繰り返していけば、やがて出口のカードが巡ってくる。出口カードをクリックすれば次のフロアに移動し、さらなる決断の連続に挑むのだ。また、カードは円環状に並んでいるため、「右回り/左回り」どちらに進行していくかも大事だ。後ほど巡ってくるカードは確認できるものもあるため、慎重に戦略を立てることも可能となっている。ほか、フロアによっては二者択一の決断を迫られることも。


『Ring of Pain』を開発するのは、個人開発者Simon Boxer氏によるインディースタジオTwice Differentだ。販売については、Humble Gamesが担当している。本作は評価も高く、Steamにおいては、記事執筆時点で2346件のユーザーレビューを獲得。うち92%が好評とする「非常に好評」ステータスとなっている。「ひたすら選択を続ける」というシンプルさと、奥深いゲームプレイを兼ね備えている点が評価されているようだ。

『Ring of Pain』は、9月2日0時までEpic Gamesストアにて無料配布中。次週の無料配布は、水没世界を巡るアドベンチャー『Submerged: Hidden Depths』と、『トゥームレイダー』リブートシリーズ完結編『シャドウ オブ ザ トゥームレイダー ディフィニティブエディション』 の予定だ。

Sayoko Narita
Sayoko Narita

貪欲な雑食ゲーマーです。物語性の強いゲームを与えると喜びますが、シューターとハクスラも反復横とびしています。

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