アライグマステルスACT『Snaccoon』発表。おやつに飢えたアライグマが都市をパルクールで駆け巡る

個人開発者のChristian Sparks氏は8月25日、『Snaccoon』を発表した。都市に住みついたアライグマが主人公の、ステルス探索ゲームとされている。お菓子に目がないアライグマが都市をパルクールで奔走するゲームとなりそうだ。

個人開発者のChristian Sparks氏は8月25日、アライグマステルスアクション『Snaccoon』を発表した。対応プラットフォームは未定。オンラインショーケース「Future Games Show Gamescom 2022」にてお披露目された。

『Snaccoon』はステルス探索ゲームとされている。主人公となるのは都市に住みついたアライグマ(Raccoon)だ。トレイラーを見るに、どうやら本作の人間社会ではお菓子(Snack)が禁止されているようだ。一方で、このアライグマはお菓子に目がない様子。映像では、ダクトからスマホ画面に写るドーナッツをちらりと見るや、人間がいるのもお構いなしに換気口を叩き落とし突撃。大混乱のさなか、人間の落としたスマートフォンを奪って逃走する様子が確認できる。ゲームプレイはステルス要素が肝になるようだ。映像後半でも、懐中電灯を片手に巡回しているような人間を前に、アライグマが隠れている場面が収められている。


本作を手がけるのは個人開発者のChristian Sparks氏。開発者ブログによれば、本作には『アサシン クリード』シリーズに見られるような、壁上り・パルクール要素が取り入れられているとのこと。そうしたアスレチック要素を交えつつ人間の目をかいくぐり、お菓子を盗むゲームとなるようだ。開発過程の映像として、広い町をアライグマが闊歩する様子も紹介されている。

Sparks氏は本作を本業の合間に開発しているという。また、家族に割くための時間なども必要とのこと。一方で自身の時間を最大限に活用して開発に取り組むため、効率化にも取り組んでいるようだ。同氏が目指す都市の規模や密度を実現するためには、さまざまな人々や場所を効率よく用意しなければならない。そのため、NPCモデル制作などについては手続き型生成システム(Procedural Systems)も活用されているとのこと。工夫のもとに作られた広い都市を、アライグマが駆け巡る探索アクションの登場を楽しみに待ちたい。

Snaccoon』は現在開発中。対応プラットフォームは未定だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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