リアル鉄道シム『Train Sim World 3』9月6日発売へ、国内展開も。 雪国から砂漠まで運行し気象までリアルに描く電車ゲーム

Dovetail Gamesは『Train Sim World 3』を現地時間9月6日に発売すると発表した。列車の操作に影響する天候システムを搭載した、鉄道シミュレーションゲームだ。

Dovetail Gamesは『Train Sim World 3』を現地時間9月6日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)およびPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S。それぞれ国内ストアページが用意されていることから、国内コンソール発売もありそうだ。Xbox One/Xbox Series X|S向けには、Standard EditionがXbox Game Passで提供される関係で、Deluxe Editionのみが販売される。PC版はストアページ表記によると、日本時間9月7日発売予定。

『Train Sim World 3』は、鉄道シミュレーションゲームだ。プレイヤーは欧米のさまざまな有名路線で、実在の列車を走らせることができる。登場する列車は外観だけでなく、ハンドリングや性能も忠実に再現される。列車から降りて車両の外観を眺めたり、駅構内を歩き回ったりできる点も『Train Sim World』シリーズの特徴だ。

シリーズ3作目となる本作では、気象システムが大幅に強化されるという。雪や雷雨など、気象環境は動的に変化。ときには線路上におびただしい数の落ち葉が積もっていることもあるそうだ。そうした環境は、列車の操作に影響するとのこと。


本作には3つの路線が収録される。1つ目はCajon Pass。米国カリフォルニアのモハーヴェ砂漠に位置する流通の要であり、全米屈指の難所として知られている。2つ目はKassel-Würzburg。ドイツで最初のICE(InterCity Express)路線であり、ルートの長さは186 km。『Train Sim World』シリーズ史上最長のルートになるという。3つ目はSoutheastern Highspeed – Extended。英国のエブスフリートとアシュフォードを繋ぐ、サウスイースタン鉄道の延長路線だ。プレイヤーはエブスフリート駅構内を探索することも可能だという。


登場車両としては、貨物列車、高速列車、通勤列車といったバラエティ豊かな車両が登場。それぞれ操作スタイルも異なるそうだ。4400馬力の猛パワーで何百ものコンテナを積載して走るES44C4。ドイツの高速列車であり、最大時速280 kmを誇るICE 1。英国最速の国内列車であるClass 395 ‘Javelin’など。あわせて9車両以上が収録されるとのこと。詳細は公式サイトを参照されたい。


さらに本作からの新モードとして、Training Centorが収録される。本作に登場する列車の運転方法を習得できるモードとなるようだ。タイプの違う列車の操作スタイルを学ぶこともできる、初心者に嬉しいモードとなりそうだ。ほか、車両へのペイント機能であるLivery Designer、ルートの行程を計画できるScenario Plannerなどが収録。ほかのユーザーと作成したコンテンツを共有する、Creators Club機能も搭載されるという。

そのほか、プレイヤーは『Train Sim World 2』で所有しているすべてのルートと列車を本作『Train Sim World 3』でプレイ可能。互換コンテンツとして、本作発売時にリリースされるとのことだ。

『Train Sim World 3』はPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに、9月6日発売予定だ(Xbox One/Xbox Series X|S向けにはDeluxe Editionのみが販売)。PC(Steam/Epic Gamesストア)では日本時間9月7日発売予定。PC/コンソール版ともに、事前予約者には4日間の早期アクセス権が付与される。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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