『Apex Legends』シーズン14発表会、新レジェンド「ヴァンテージ」情報まとめ。ULTは狙撃と索敵を兼ね備える専用スナイパーライフル
Respawn Entertainmentは本日8月5日、『Apex Legends』の新レジェンドであるヴァンテージを紹介する、キャラクタートレイラーを公開した。それに先だって、弊誌はElectronic Artsよりメディア向けオンライン説明会に招待していただいた。そこで発表された内容にもとづき、本稿では新レジェンドであるヴァンテージについての最新情報をお届けしていく。
『Apex Legends』シーズン14「ハンテッド」では、新たなレジェンドとしてヴァンテージが参戦する。氷の惑星パゴスで生まれ育った彼女は、スナイパーライフルの扱いに長けた生粋のサバイバリストだ。自らの命を救うために投獄されてしまった母を救うべく、Apexゲームに参戦。過去に助けた幼いコウモリのエコーと行動を共にし、戦いつづけている。
発表会では、彼女が偵察クラスのレジェンドとなることが明かされた。調査ビーコンの読み取りができる、心強いキャラになりそうだ。気になるアビリティについて紹介していこう。
パッシブアビリティはスポッターレンズ(Spotter’s Lens)。武器を装備していない状態または高倍率のスコープを覗き込んだ状態で発動する、敵の戦術情報を読み解く能力だ。レジェンド名や、相手までの距離、シールドのレベル、部隊構成など重要な情報を得られるとのこと。ピンを立てることによって仲間と情報共有も可能だという。また、高倍率のスコープでは着弾地点の目安(indicator)も表示されるそうだ。
戦術アビリティはエコー配置(Echo Relocation)。相棒であるコウモリのエコーを移動させ、その位置までジェットパックで飛び上がる能力だ。高所の確保や離脱など、さまざまな用途に使えるとのこと。ただし、エコーを事前に飛ばしておく必要があるため、エコーを飛ばすタイミングと場所が重要となるそうだ。映像を見るに、ヴァンテージはエコーの位置まで飛び上がったのち、さらに追加のジャンプをすることができそうだ。
なお、エコーの位置は音やエフェクトで感知しやすいように設計されているそうだ。そのため、ヴァンテージ使用者から音もなく奇襲をかけられる心配はないとのこと。ちなみに、エコーを撃ち落とすことはできないという。開発者はその理由を「キュートすぎるから」と説明していた。
アルティメットアビリティ(以下、ULT)はスナイパーのマーク(Sniper’s Mark)。特殊なスナイパーライフルを用いる能力だ。スコープで敵の位置を特定。敵に弾を当てると、10秒間ひし形のマークとともにその的が強調表示されるそうだ。基本ダメージは50とのこと。ただし、敵に弾を当てるとダメージは増加していき、基本ダメージが100になるという。さらにチームメイトからの敵への与ダメージも増加するそうだ。なお、ULTのスナイパーライフルにおける銃弾は5発であり、使い切らなくてもクールダウンが開始するとのことであった。
開発陣が想定する、ヴァンテージと戦術的に相性の良いレジェンドも明かされた。まずは、ランパートだ。狙撃時の安全を確保しつつ、ダメージも増加させる増幅バリケード(戦術アビリティ)との相性は言わずもがなだろう。また、ヴァンテージが敵のシールドを破壊したあとに、素早く追撃できるレジェンドも好相性とのことだ。開発者はホライゾン、アッシュ、パスファインダーなどを例に挙げていた。
最後に、ヴァンテージとほかのレジェンドたちとの、設定上の関係性についても言及された。ローンチトレイラーでチームを組んでいたホライゾンとは、ゲーム内でも仲がいいそうだ。マッドマギーについても、ヴァンテージの母ゼニアが収監中であることに共感する様子が見られるという。また、コウモリのエコーに対して、ほかのレジェンドたちが見せる反応も楽しみにしてほしいとのことであった。
注目の新レジェンドであるヴァンテージの新情報が次々と明かされた『Apex Legends』。シーズン14「ハンテッド」は日本時間8月10日より開幕予定だ。