森林サバイバルホラー『Serum』正式発表。血清がなければ死あるのみ、侵蝕された森で変異生物を狩りつづける
パブリッシャーのToplitz Productionsは、一人称サバイバル『Serum』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。
『Serum』は一人称視点のサバイバルゲームだ。プレイヤーは、変異生物たちが蔓延る不気味な森からの脱出を目指す。本作では物語とゲームプレイの両方で、血清(Serum)が重要な役割を担うようだ。
本作に登場する森は、名目上は血清とされる緑色の毒に侵されている。そこに棲む生物たちも変異してしまっているようだ。プレイヤーはそうした変異生物から身を守るために、武器や罠を作成可能。近接・遠距離などのほかに、serum-enhanced weapons(血清強化武器)なる武器も存在するという。トレイラーでも、お手製の槍のような武器で変異生物と戦う様子が確認できる。そのほか、プレイヤーはセーフハウスを建設して安全に探索するエリアを拡大できるとのこと。
謎のインプラントと緑色の血清を投与されてしまった主人公は、数分ごとに自身に血清を投与しつづけなければ死んでしまう。血清は延命を可能にする一方で、主人公に肉体的にも精神的にも予期せぬ変化を招いてしまうそうだ。血清は森に棲むすべての生物から採取可能とのこと。血清のために変異生物たちを狩り続けるというゲームプレイが特徴となりそうだ。
本作を手がけるのはGame Island。スタジオCEOであるMichał Ojrzyński氏は、過去にEuropean Gamingのインタビューで本作の特徴を語っている。血清やインプラントを巡る謎めいた物語は、本作の見どころになるそうだ。さらに、プレイヤーの装備・能力のアップグレードはゲームプレイにおいて重要な要素になるという。なお同スタジオは、『I, the Inquisitor』を手がけているデベロッパーThe Dustを親会社としている。両社で開発のノウハウを共有し、円滑な開発がおこなわれているという。
『Serum』はPC(Steam)向けに発売予定だ。