Steam怪物使役シューター『SYNCED』プレイテスト開始。人類滅亡技術を逆手に取って生き残れ
パブリッシャーのLevel Infiniteおよび開発元NEXT Studiosは日本時間7月22日、Steamにて『SYNCED』のプレイテストを開始した。ストアページ上でアクセスをリクエストすると、順次プレイヤーに招待が送られるかたちだ。テスト期間終了は日本時間7月26日午後1時を予定している。
『SYNCED』は、上海を拠点とするNEXT Studiosが手がける三人称視点シューターだ。マルチプレイでのPvE/PvPモードも盛り込まれている。本作の舞台となるのは、大災厄によって人類が大きく数を減らしたポスト・アポカリプス世界。人類社会を破滅にいざなった原因のひとつが、進みすぎた技術力である「ナノ」と呼ばれる存在だった。しかし、生き残った人類には、そうしたナノとシンクロし使役する力をもつ者も。プレイヤーは生存者のひとりとなり、ナノを打ち倒し、そして時に使役しながら、災厄の謎を追っていく。
ナノは、ゲーム内では黒い鉱石でつくられた怪物のような姿をしている。基本的には人のかたちをしつつも、より巨大な姿であったり、浮遊能力もっていたりなどのバリエーションも存在。一方で、プレイヤー側もこうしたナノを呼び出して心強い仲間として利用できる。呼び出せるナノにも種類があり、それぞれの特色があるようだ。ナノとシンクロしての共闘は本作の重要コンセプトでもあるようで、ジャンル名としては「コンパニオン・シューティングゲーム」を標榜している。
ほかのゲームプレイ要素としては、拠点である「ヘイブン」での活動がある。ヘイブンでは、装備や武器の強化のほか、スキルの拡張などの要素もあるようだ。自己強化の後は、戦闘へ繰り出す時間だ。本作では3人でチームを組んでナノを狩るPvEモードのほか、敵チームと衝突するPvPモードをサポートしている。なお、クローズドベータ期間と同時進行するかたちで、「Runner Weekend」なるPvPをフィーチャーしたイベントが開催中のようだ。こちらでは、「Nerva Run」なるPvPゲームモードがプレイ可能とのこと。リソースであるNervaを、敵チームより数多く集めた方が勝利するルールとなっているそうだ。
なお、『SYNCED』は以前にも、事前アルファテストとして一部ユーザーによるテストを実施していた。また、その頃には『SYNCED: Off-Planet』とのタイトルであった。改題し、多くのプレイヤーにプレイテストへの門戸を開く動きは、本作の開発が新しいフェーズに入った様子にも見える。
『SYNCED』プレイテストは現在Steamにて実施中。テスト期間終了は日本時間7月26日午後1時を予定している。ストアページ上でアクセスをリクエストすると、順次プレイヤーに招待が送られるかたちだ。