地形破壊探索STG『爆裂武装バルビークル』発表。空を飛び地形を粉砕する、戦車乙女たちの爆進劇
国内のゲーム制作サークルASTRO PORTは7月5日、『爆裂武装バルビークル』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。詳細な配信時期は明かされていないものの、ASTRO PORTによると、本作はリリース目前であるそうだ。
『爆裂武装バルビークル』は、地形を破壊して道なき道を進む、スーパー戦車アクションシューティングゲームである。本作の舞台は、異星人が存在し、人類が恒星間戦争に勝利してきた世界だ。西暦2010年、アビック星にある研究所では、さまざまな惑星出身の研究員たちが面白おかしく暮らしていた。しかしある日、地球防衛軍が超電気科学研究所アビック星支部に対して攻撃を開始。異星人排斥を唱える彼らによって、研究所が危機に陥ってしまう。本作のメインキャラクターは、研究所に集まっていた6人の女性キャラクターたちだ。彼女たちは12台の万能戦車バルビークルを操り、研究所の敷地の破壊戦法を展開。日常を取り戻すため、戦いを繰り広げていく。
バルビークルとは、全長5mから10mほどの特殊戦闘車だ。地上戦だけでなく空中戦にも対応しており、地形の破壊も可能。特殊兵器「Ωウェポン」を使用すると、敵部隊を一掃できるという。バルビークル隊の6人のメンバーたちは、バルビークルに乗り込み地上や空中を移動し、地形を破壊しながら敵と戦っていくわけだ。
本作には6人のキャラクターに2台ずつ、合計12台の異なるバルビークルが用意されている。具体的な登場車両としては、ホロデコイで敵をかき回すというミラージュ号、火炎放射器を搭載したフィーバー号、バウンド手裏剣を放つカザクラ号、強力なドリル弾が敵弾も防ぐグランドモーグル号などがある。プレイヤーは6人/12台の中から、3人/3台を選択。バルビークルに搭載された電送チェンジ能力によって、状況に応じて操作車両を瞬時に入れ替えながら、ステージのクリアを目指す。電送チェンジの活用やステージごとの車両選択が、攻略のカギになるという。
要素としては全6エリアに、24のステージが存在。難易度も5段階用意されている。また動画内でバルビークル隊のメンバーたちは、巨大なロボットなどを相手に大規模な攻撃を仕掛けている。ドットで描かれたステージ上で、派手な戦いが展開されていそうだ。
本作を開発しているのは、国内のゲーム制作サークルASTRO PORTだ。過去作としては、飛翔型アクションSTG『ROCKETRON』や巨大ロボット横スクロールSTG『超電気ロボ バルカイザー』などをリリース。2020年に配信された前作『MECHBLAZE』では、Steamのユーザーレビュー37件の内94%の好評を得てステータス「好評」となっている。ASTRO PORTの作品群では、アストロサーガと呼ばれる共通の世界観が採用されている点も特徴だろう。またASTRO PORTの公式ブログによると、本作『爆裂武装バルビークル』ではタイのイラストレーターBB/BJ氏が、キャラクターたちのイラストを担当しているようだ。
『爆裂武装バルビークル』は、PC(Steam)向けに配信予定だ。
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