HD-2Dリメイク版『ライブアライブ』体験版が配信開始。「幕末編」「功夫編」「SF編」の序盤がプレイ可能
任天堂とスクウェア・エニックスは「Nintendo Direct mini 2022.6.28」にて、リメイク版『ライブアライブ(LIVE A LIVE)』の体験版配信開始を発表した。製品版に収録される7つの物語のうち、「幕末編」「功夫編」「SF編」の序盤をプレイすることができる。
『ライブアライブ』は1994年にスクウェア(現・スクウェア・エニックス)が発売したスーパーファミコン向けロールプレイングゲームだ。複数の主人公が登場するオムニバス形式のストーリーが特徴で、各編のキャラクターデザインを著名な漫画家に依頼している。リメイク版『ライブアライブ』ではキャラクターグラフィックをスクウェア・エニックスの生島直樹氏が担当。3D効果とドット絵が融合したHD-2Dを用いているほか、豪華声優陣によるフルボイス化や音楽のフルアレンジなど、オリジナル版の魅力を生かしたリメイクとなる。
本日配信開始された体験版では、「幕末編」「功夫編」「SF編」の序盤をプレイすることができる。密命を受けた忍び・おぼろ丸が敵の居城に潜入する「幕末編」は、スニーキングから見敵必殺まで幅広いプレイが可能なシナリオだ。忍びらしく隠れながら進むことも、すべての敵を倒すこともできる。
心山拳の老師となって後継者を選ぶ「功夫編」は、育成ゲーム的な側面もありつつ王道のバトルも楽しめるシナリオだ。3人の弟子のなかから誰を選ぶのか、体験版段階で悩んでみるのもおすすめだ。ロボットのキューブの視点から宇宙船クルーたちの不和を描く「SF」編は、サスペンス色の強いシリアスなシナリオだ。次々に巻き起こる悲劇と人間模様に注目したい。
体験版に収録されているシナリオだけでも、それぞれまったく毛色が違う内容の『ライブアライブ』。体験版でプレイできるのは各シナリオの序章のみだが、セーブデータは製品版に引き継ぐことが可能だ。発売まで1か月を切り、待ちきれない方々は是非プレイしてほしい。
リメイク版『ライブアライブ』はNintendo Switch向けに、7月22日に発売予定だ。