肉を殴るクリッカー続編『Meat Beating: The Second Coming』配信開始。迫り来る肉を殴って落ち着かせる
インディーデベロッパーのKofi-Sは6月15日、クリッカーゲーム『Meat Beating: The Second Coming』の配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。
本作は、肉を殴るクリッカーゲーム『Meat Beating: No More Horny』の続編だ(関連記事)。プレイを開始すると、目の前に新鮮な生肉の塊が現れる。プレイヤーはモードを選択し、ひたすらクリックして肉を殴る。右クリックは右パンチ、左クリックは左パンチに対応している。前作では陰鬱な霧に包まれた森の中、孤独に肉殴りに励んでいた。本作では気持ちよく晴れた空の下、鳥のさえずりを聞きながら肉を殴ることに専念できる。
画面上部の赤いゲージは肉を殴るごとに回復し、ゲージがなくなるとゲーム終了。肉を殴った回数がランキングに登録される。そのためプレイヤーはペースを維持しながら、休まず肉を殴り続けることになる。Normal Beatingは、ひたすら肉殴りに没頭する通常モード。しかしただのんびりと殴り続けていれば良いわけではない。前作ではサンドバッグのようにやられっぱなしだった肉が、本作ではしばしば興奮してプレイヤーに襲いかかってくるのだ。この状態ではバーの減少が早くなり、通常よりハイペースな肉殴りでこちらも戦うことになる。しばらく肉の襲撃に持ちこたえるとまた元に戻る仕組みだ。緊張感あふれる音楽の中、体をひねって飛びかかってくる巨大な肉はなかなかシュールだ。
さらに長時間肉を殴り続けていると、どこからともなく男性の声が聞こえてくる。幻聴ではない。語りかけてくる内容からは、彼も肉殴りに励む人物であるとわかる。この男性は、リザルト画面に登場する謎の男性と同一人物と思われる。なお、一回のプレイ中に彼のセリフをすべて聞くことで解除できる実績が存在する。
通常モードの他には、20秒間で肉を殴った回数を競うSpeedy Beatingと、ポーズ機能が使えなくなるEndurance Beatingが用意されている。いずれのモードもランキング機能に対応しており、全世界のプレイヤーと忍耐力を競うことが可能だ。
なお、本作のレーティングはCERO:B(12才以上対象)となっている。というのも、本作には大量の下ネタが含まれているためだ。そもそもタイトル自体が自慰をほのめかすスラングにかかっており、謎の男性のセリフや実績の名前に至るまで下ネタ尽くしである。本作は英語のみ対応とはいえ、プレイする際は注意されたい。
『Meat Beating: The Second Coming』はSteamにて配信中。価格は310円で、6月23日までは40%オフの186円で購入できる。我こそは肉殴りに自信があるというプレイヤー、前人未到の領域に挑戦したいプレイヤーは、この機会に手にとってみてはいかがだろうか。