牧場系村運営シミュレーションゲーム『ドラゴノーカ』Steam版発表、2022年内配信へ。竜の背中でスローライフを送る、『巡り廻る。』開発者の最新作

PLAYISMは5月22日、『ドラゴノーカ』Steam版を発表した。リリース時期は2022年内。『ドラゴノーカ』は、ドラゴンの背中で村を発展させる、牧場系スローライフシミュレーションゲームである。

弊社アクティブゲーミングメディアのゲームパブリッシングブランドPLAYISMは5月22日、『ドラゴノーカ』Steam版を発表した。リリース時期は2022年内。Steam版では、日本語に加えて英語/中国簡体字に対応している。

『ドラゴノーカ』は、ドラゴンの背中で村を発展させる、牧場系スローライフシミュレーションゲームである。本作の舞台は、竜と呼ばれる超巨大生物が地上を徘徊する世界だ。竜以外に、生物に害を為す害獣たちも地上に存在。地上が危険になったため、人間は竜の背中を借りて生活を営んでいる。本作の主人公は、気づけばグラントータスという亀型の竜の背中に立っていた。主人公は、竜の巫女ノナとの出会いをきっかけに、グラントータスの村を運営することになる。


竜協会からやってきた妖精ミミミによると、グラントータスがあまり強い竜ではないため、住人たちは他の竜へ移住してしまったのだという。ゲーム開始時点でグラントータスにいるのは、竜の巫女であるノナと主人公のみ。住人が居ないので、グラントータスの背中は荒れ放題となっている。そこで主人公は、竜の背中を整地して家を建築。新しい住人を迎え入れながら、野菜や家畜を育て、村を発展させていく。

本作には、材料を消費して床や壁を設置したり、新たなアイテムを作成したりといった、建設やクラフトのシステムが用意されている。また住人たちの要望を叶えると、新たなツールが手に入るなど、村の発展にあわせて新しい要素が増えていく。要素としては農業や畜産も可能なほか、地下の探索も登場。本作の世界には、グラントータス以外にも火竜や風竜といった竜が存在しており、いつか竜同士の戦いも発生するかもしれない。なお本作には、オリジナルキャラクターの追加/配布機能も用意されている。


本作を開発しているのは、国内のゲーム制作者である耕氏による「ゲ製うんかん。」だ。過去作としては、ファンタジー世界を廻るRPG『巡り廻る。』や2Dロボットアクション『ジャンクエデン』などをフリーゲームとして公開。『巡り廻る。』においては、闇の竜に支配された世界を舞台に、自由なゲームプレイや状況に応じて変化する世界が描かれていた。プレスリリースによると、『巡り廻る。』WOLF RPGエディター製作品の中でも、名作の一つに数えられるそうだ。また本作は、2022年1月よりDLsiteにてPC版が配信されている。DLsiteでは、ゲ製うんかん。からリリースされていたが、SteamではPLAYISMがパブリッシャーを担当。Steam版では、日本語/英語/中国簡体字に対応する。

『ドラゴノーカ』Steam版は、日本語を含む3言語に対応して2022年内に配信予定。通常価格は税込1980円。またDLsiteでは、PC向けの製品版と体験版がすでに配信中だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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