『Battlefield 2042』新アプデで128人ブレークスルーが廃止へ。ボリスのセントリー弱体化、アーマー奪われたエンジェル

Electronic Artsは5月19日、『Battlefield 2042』アップデート #4.1のパッチノートを公開した。ブレークスルーモードの大人数モードが廃止となるほか、ボリスやエンジェルの変更などが盛り込まれている。

Electronic Artsは5月19日、『Battlefield 2042』で新たに配信される「アップデート #4.1」のパッチノートを公開した。同アップデートでは、ブレークスルーモードの大人数モードが廃止となるほか、ボリスのセントリーガン弱体化などのバランス調整や数々の改善点が盛り込まれている。日本時間で本日19日17時頃に配信予定だ。

『Battlefield 2042』は、マルチプレイFPS『Battlefield(バトルフィールド)』シリーズの最新作。最大128人(PS4/Xbox Oneは最大64人)での大規模対戦が特徴だ。今回のアップデートでは、ゲームモードのひとつ「ブレークスルー」について、128人での対戦が廃止されるようだ。今後は全プラットフォームで64人版の「ブレークスルー」のみが利用可能となる。

また、一部マップは128人版のマップが基本となるよう変更されるようだ。「ディスカード」「マニフェスト」「オービット」「カレイドスコープ」の4マップがこの対象となる。ほかのマップについては、引き続き従来からの64人版で遊ばれる。このマップ変更は、PS4/Xbox Oneにも適用されるようだ。つまり、上述の4マップについては、64人プレイながら128人用の広いマップでの戦闘となるわけだ。この変更の理由についてパッチノートでは、「128人プレイはどちらかというとコンクエストに向いており、ブレークスルーでは64人プレイの方がより戦略的な体験ができるようだったため」との旨を伝えている。


そのほかの変更点としては、スペシャリストであるボリスのセントリーガンが、大きな弱体化を被っている。まず、RPM(分間発射数)は450発から250発へと大幅に低下。ダメージは、減衰前については16ダメージだったのが10ダメージへと低下。減衰後については10ダメージから7ダメージへと、大幅に弱められている。弾速も約半分となり、耐久値やロックオン距離距離も低下したほか、壁の後ろに隠れた敵に対してはトラッキングが止まるなどの変更も。一方で、リロード速度は1秒短縮され4.2秒になっているほか、セントリーガンが発見した敵は赤いドットでハイライトされ、味方にも視覚的に共有されるようになる。

また、スペシャリストであるエンジェルは弾薬パックを通じたアーマー補給ができなくなるとのこと。これが自己も含むか、他者のみであるかは記述からは読み取りづらい。パッチノートの文面が公開当初から変更されている様子もあり、実際にパッチ適用を待って確かめるのが良さそうだ。ほかにも、アイリッシュの携帯バリケードはリチャージが25秒から20秒へと短縮され、ドーザーの盾による攻撃のダメージが、スモークのなかでは発生しない場合があった問題が修正される。

【UPDATE 2022/5/19 16:06】
エンジェルのアーマー供給についての記述を修正。それに伴い、タイトルを調整

ほかにも、銃器類も広範な変更を受けている。まず、ストックつきの武器については全体的に基本の反動が減少し、リコイルコントロールがしやすくなるようだ。そのかわり、アタッチメントによるリコイルへの影響は全体的に低下しているとのこと。また、アンダーバレル装備は武器準備速度に影響を与えないようになるほか、サイドアーム類はより素早く取り出せるようになるそうだ。ほかにも各種武器に多岐にわたる変更がなされているため、詳細は公式パッチノートを参照されたい。「アップデート #4.1」は、日本時間で本日19日17時頃に配信予定だ。

Sayoko Narita
Sayoko Narita

貪欲な雑食ゲーマーです。物語性の強いゲームを与えると喜びますが、シューターとハクスラも反復横とびしています。

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