国取りSLG『ブリガンダイン ルーナジア戦記』Steam版配信開始。モンスターと騎士を率いる戦いに、フリーモードが追加
ハピネットは5月11日、『ブリガンダイン ルーナジア戦記』PC(Steam)版を配信開始した。通常価格は税込4500円。現在ローンチセールが実施されており、7日間のセール中は15%オフの税込3825円で購入できる。またSteamでは新要素として、フリーモードの追加やキーボード/マウスへの対応などが実施されている。
『ブリガンダイン ルーナジア戦記』は、騎士とモンスターを従え大陸統一を目指す、ターン制のファンタジー国取りSLGだ。本作の舞台となるルーナジア大陸には、古の時代よりマナが降り注ぎ、ブリガンダインと呼ばれる特別な鎧が5つあった。ルーナジア歴781年、大陸には5つの国と小さな一族が存在し、異なる思想や信仰をもっていた。互いに相容れない6勢力は、それぞれの理由から戦乱に身を投じることになる。
ルーナジア大陸での戦いは、編成フェイズと攻撃フェイズによって構成されている。編成フェイズでは、モンスターを操るルーンの騎士を部隊長として、騎士とモンスターを部隊に編成し、戦いに備えていく。一方攻撃フェイズでは、編成した部隊を運用し、敵国の拠点に攻撃を仕掛ける。戦いは、地形効果などが設定されたヘックス制のマップで進行。部隊に編成したユニットをターンごとに操作し、敵部隊のリーダーをすべて倒すか退却させると、自軍の勝利となる。要素としては、各ユニットのもつスキルや魔法、属性や包囲効果なども存在しており、戦術が勝敗を分ける。また編成フェイズと攻撃フェイズが終わるとターンが進行し、ターンを重ねることによってゲームが進んでいく。
ゲームモードとしては、メインモード(ルーナジア戦記)とクリア後用のチャレンジモード(異説の章)などが用意されている。メインモード(ルーナジア戦記)では、プレイヤーは6勢力のいずれかを選択し、大陸制覇を目指す。たとえば、大陸北西に位置するノーザリオ王国では、ルビーノ三世王の死と同時期に、グスタファ神聖帝国が侵攻を仕掛けてくる。「グスタフの変」以来紛争関係が続く、因縁深いグスタファ神聖帝国との戦いをきっかけに、大きな戦いへと巻き込まれていくわけだ。チャレンジモードでは、プレイヤーが1人の君主と9人の騎士を選び、大陸制覇に挑戦する。
またSteam版では、新たにフリーモード(創造の章)が登場している。ゲーム開始時に、大陸内の勢力分布や初期の配下騎士、各騎士の初期レベルなどを自由に設定可能。チャレンジモード同様、クリア後に解放されるゲームモードということもあってか、かなり自由なゲームプレイが繰り広げられそうだ。そのほかSteam版では、クリアデータの読み込みによる消費アイテムの引き継ぎや、戦闘マップでの各ユニットのHPの数値表示が可能になり、取得経験値量の上限が最大10倍に変更。PC版らしく、キーボード/マウスへの対応やグラフィック設定の追加もおこなわれている。
『ブリガンダイン ルーナジア戦記』Steam版は、通常価格税込4500円で配信中。5月18日までの7日間は、ローンチセールにより15%オフの税込3825円となっている。また本作は、PlayStation 4/Nintendo Switch版も配信中だ。