Co-op防衛シューター『SENTRY』発表。絶望的な量のエイリアンを相手に守る、負ける、そして勝つ

Fireblade Softwareは4月22日、『SENTRY』を正式発表した。『SENTRY』は協力マルチプレイにも対応するアクション・ディフェンスシューター。

インディースタジオのFireblade Softwareは4月22日、『SENTRY』を正式発表した。Steamにて、来年2023年に早期アクセス配信開始予定だ。

『SENTRY』は、地球を逃れる宇宙船を舞台としたアクション・ディフェンスシューターだ。協力マルチプレイにも対応する。本作の地球は、エイリアンによって侵略された。プレイヤーが守るのは、人々を乗せてそんな地球を逃れた希望の宇宙船である。しかし、エイリアンの追手は脱出船にも迫る。プレイヤーは防衛プログラムである「SENTRY Defense Program」の参加者として、エイリアンによる宇宙船襲撃に対抗するためステイシス状態から覚醒。命をかけ、知恵と罠とアクションを駆使して、エイリアンの絶望的な大群を希望の船から追い出すのだ。


本作のゲームプレイの基本は、迫り来るエイリアンの撃退だ。プレイヤーは自ら銃を握って対処するほか、自動機銃に任せたり、敵を拘束する罠などを仕掛けての待ち伏せも可能。また、本作ではもしも敗北しても、その場でゲームオーバーにはならないようだ。宇宙船はいくつかの区画に分かれており、あるエリアを失っても防衛線が後退するだけ、という仕組みだ。そのため、敗北の繰り返しの末に、最終的な勝利を掴み取ることも可能となっているそうだ。

トレイラーでは、プレイヤーキャラクターが死亡した際に、別のキャラに乗り移るかのような描写がある。この宇宙船防衛プログラムでは、命は“使い捨て”のコンティニュー回数に過ぎないのかもしれない。本作には短めでリプレイ性のあるキャンペーンが複数あり、周回にまたがって効果を発揮するアップグレード要素なども存在するとのこと。


本作を手がけるFireblade Softwareは、イギリスを拠点とするインディーデベロッパーだ。同スタジオは過去に海洋探索ゲーム『Abandon Ship』をリリースしている。こちらの作品でも、敗北が必ずしもゲームオーバーを意味しないシステムを導入している。『SENTRY』にもそうした設計が活かされているのだろう。

『SENTRY』の早期アクセス配信期間としては、約9か月から12か月が見込まれている。配信開始時のコンテンツとしては、2隻の船と複数のステージのほか、罠や自動機銃および、船の設備を破壊して敵を巻き込むシステムなどの要素が実装されているとのこと。また、周回をまたがる進捗要素についても実装された状態で早期アクセス配信予定とのことだ。また、早期アクセス期間を通じてステージ・環境タイプ・武器・罠・自動機銃・敵キャラなどのコンテンツを追加予定。価格についても、正式リリースに近づくにつれて引き上げる予定だそうだ。

『SENTRY』は2023年、PC(Steam)向けに早期アクセス配信予定。

Sayoko Narita
Sayoko Narita

貪欲な雑食ゲーマーです。物語性の強いゲームを与えると喜びますが、シューターとハクスラも反復横とびしています。

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