北米でも始動する『League of Legends』プロシーン。2016年のNA LCSの見どころを解説
年明けとともにオフシーズンも終わり、世界各地で『League of Legends』(以下、LoL)2016シーズンが始まっている。各地域ごとに多彩なチームがそれぞれ死力を尽くしてリーグの王座、そして世界大会への出場権を賭けた戦いを繰り広げる季節がまたやってきたのだ。今ではこれらの試合のほぼ全てを配信サイトの中継で視聴することができるが、単に試合を見るよりも、参戦している各チームや選手を知ればより観戦を楽しむことができるはずだ。Riot Gamesが直接運営している二大リーグである「League of Legends Championship Series(LCS)」を紹介するシリーズ、前回紹介した欧州に引き続き、今回は北米リーグ(NA LCS)について紹介する。
NA LCSに先駆けて始まっているEU LCSのチーム紹介については、こちらを参照いただきたい。
NA LCS概観
数ある『LoL』プロリーグの中でも、最も有名かつ華々しく彩られたリーグがNA LCSだ。世界各地から優秀な選手が集まり、LCSスタジオからは全世界に向けて試合の様子が中継されている。しかし、その華々しさとは裏腹に、昨年2015シーズンのWorldsにおいてその輝きは失われてしまった。グループステージ第一週こそいくつかのチームが勝利を上げたものの、第二週は一勝もできないままに全チームがグループステージ敗退という結果に終わっている。優れた技術を持った選手5人を集めれば勝てていた時代は既に過ぎ去り、選手を支えるスタッフを含めた組織の力が無ければ世界では戦えないことは明らかだ。2015シーズンの苦い敗北を乗り越え、再び最高のリーグとして輝けるのか。全てのチームが真価を問われる時代が到来している。
チーム紹介
以下、2016 NA LCS Spring Splitに参戦するチームを紹介していく。2015シーズンの入れ替え戦および最下位との入れ替えによる新規参入が2チーム。売却・リネームされて実質新体制となったチームが2チーム含まれており、昨シーズンからの続投の6チームとあわせて計10チームにより争われる。
各選手のゲーム内ポジションも併記してあるが、ポジションの意味するところがよくわからない向きは、過去に掲載したポジション解説記事を参考にされたい。プロシーンの本格始動を前に、ポジション解説をはじめとして試合の見方全般を解説した『LoL』観戦の手引きシリーズも、あわせておすすめしておく。
Team Liquid
- 2015 Summer Split Regular season 1位
- 2015 Summer Split Playoff 3位
前身であるCurse Gamingから数えると長い歴史を持つ、NA LCS古参チームの一つ。2015シーズンのSummer Splitは大型補強の甲斐もあり、Regular Seasonを1位で終えることができた。しかしながらその後のPlayoffおよびWorlds出場権を賭けた勝ち抜き戦での勝利を収めることができず、Worlds出場を目の前で取り逃がす格好となってしまった。
主力であるMidのFeniX選手やADCのPiglet選手、JungleのIWillDominate選手は引き続き2016シーズンも同チームで戦う予定となっている。韓国人選手がダメージ面の主軸であるこのチームは、新メンバーであるTOPのLourlo選手、SupportのSmoothie選手と上手くチームを作り上げられるかがカギになるだろう。史上初の「選手10人体制」を敷く点も注目だ。
- Top: Samson “Lourlo” Jackson
- Top: Derek “zig” Shao
- Jungle: Christian “IWillDominate” Rivera
- Jungle: Joshua “Dardoch” Hartnett
- Mid: Kim: “FeniX” Jae-hoon
- Mid: Jung “Yongbin” Young-bin
- ADC: Chae “Piglet” Gwang-jin
- ADC: Jovani “fabbbyyy” Guillen
- Support: Andy “Smoothie” Ta
- Support: Matthew “Matt” Elento
注目の選手:Piglet選手(ADC)
2013年にSK Telecom T1に所属していたADCで、Worlds優勝経験者。膨大な練習量に支えられた技術を誇るプレイヤーで、確実な立ち回りに定評がある。一方で、ADCというポジションの性質上パートナーに対する要求もかなりの高水準であり、その能力を十全に発揮することは簡単ではないようだ。コミュニケーションの問題は移籍以来改善してきているようなので、チームでその力を発揮できれば2015シーズン後半に引き続いてチームに勝利をもたらせるはずだ。
Counter Logic Gaming
- 2015 Summer Split Regular season 2位
- 2015 Summer Split Playoff 優勝
- 2015 Worlds Group A敗退
北米シーンの黎明期から活動し続ける古参チームであり、Team SoloMidとは北米のファンを二分する積年のライバル。しかしながら、Team SoloMidが華々しく成功する影でタイトルをあと一歩で逃し続けてきたチームでもあった。組織が盤石とはいえない面があり、チーム自体が紆余曲折を経験することもあったが長い雌伏をへて2015シーズンのPlayoffに勝利し念願の北米1位とWorlds出場権を得ている。Worldsにおいてはグループステージ第一週こそ2勝できたが、第二週に調子を落としてしまい敗退に終わってしまった。
オフシーズンにおいて、絶大な人気と北米有数のテクニック、そして、強烈な個性を誇る不動のADCだったDoublelift選手を放出するという誰もが予想しなかったカードを切り、大きな組織の改変を目指す姿勢を示している。より強靭なチームとして2016に臨むことができるかが注目だ。
- Top: Darshan “Darshan” Upadhyaha (旧名: Zion Spartan)
- Jungle: Jake “Xmithie” Puchero
- Mid: Choi “HuHi” Jae-hyun
- ADC: Trevor “Stixxay” Hayes
- Support: Zaqueri “Aphromoo” Black
注目の選手:HuHi選手(Mid)
2015シーズンからCounter Logic Gamingに控えとして登録されていたMidの選手。技術はもちろん、スターティングメンバ―に入っていなかった頃からチームの一員として非常にプラスの影響を与えていると評価されており、技術よりはメンタリティの問題が指摘されるCounter Logic Gamingの新たなスターティングメンバ―としては、順当な人選と言えるだろう。
Team Impulse
- 2015 Summer Split Regular season 3位
- 2015 Summer Split Playoff 4位
発足当初からNA LCSにおいて強豪の一角を占め続けてきたチーム。しかし、毎年あと一歩でWorldsへの出場権獲得を逃しており、そうこうするうちに選手のトラブルや資金繰りの問題などにより状況が悪化、今回の移籍市場で全てのポジションの選手が入れ替わる事態となった。彼らにとって厳しい生き残りをかけたシーズンが始まろうとしている。
- Top: Wang “Feng” Xiao-Feng
- Jungle: Kim “Proxcin” Se-young
- Mid: Choi “Pirean” Jun-sik
- ADC: Brandon “Mash” Phan
- Support: Austin “Gate” Yu
注目の選手:Mash選手(ADC)
『LoL』ベータ時代の2009年からプレイ経歴があり、2011年頃からチームに所属しての活動を行っていた最古参プレイヤーの一人。韓国人選手2名を含むほぼ新規チームでのスタートではあるが、失うものもないチームだ。まずはリーグ残留が目標になりそうだが、久々のトップリーグでの活躍に期待したい。
Echo Fox (旧名: Gravity)
- 2015 Summer Split Regular season 4位
- 2015 Summer Split Playoff 5~6位
昨年までGravity Gamingの名で活動していたが、元NBAプレイヤーのRick Fox氏が買収したことでチーム名を変更し話題になったチーム。2015年からNA LCSに参戦しており、チームとしては中程の順位を収めていた。今回の買収に際してチームメンバーは総入れ替えとなったが、EU LCSではAniviaの名手として知られAllStarでも活躍したFroggen選手や、昨年のNA LCS出場機会には恵まれなかったものの強豪チームでのADCを務めたKEITH選手を獲得しており、戦力は十分に整っている。
- Top: Park “kfo” Jeong-hun
- Jungle: Anthony “Hard” Barkhovtsev
- Mid: Henrik “Froggen” Hansen
- Mid (サブ): Marcin “SELFIE” Wolski
- ADC: Yuri “KEITH” Jew
- Support: Terry “BIG” Chuong (旧名: Baby)
注目の選手:Froggen選手(Mid)
EU LCS参加チームElementsに所属していたMidレーナー。Aniviaをトレードマークとしており、2015シーズンのAll Starに出場した際には韓国SKTのFaker選手とAniviaによるミラーマッチを行い、勝利をもぎ取ったベテランだ。アサシン系のチャンピオンよりも、ファーム・コントロール系のメイジチャンピオンでのプレイに定評がある。いくつものチームに在籍した経験もあり、新たなチームへの適応もスムーズに進むだろう。新天地での活躍に期待だ。
Team SoloMid
- 2015 Summer Split Regular season 5位
- 2015 Summer Split Playoff 準優勝
- 2015 Worlds Group D敗退
- Top: Kevin “Hauntzer” Yarnell
- Jungle: Dennis “Svenskeren” Johnsen
- Mid: Soren “Bjergsen” Bjerg
- ADC: Yiliang “Doublelift” Peng
- Support: Bora “YellOwStaR” Kim
- 2015 Summer Split Regular season 6位
- 2015 Summer Split Playoff 5~6位
- Top: Lennart “Smittyj” Warkus
- Jungle: Thomas “Kirei” Yuen
- Mid: Danny “Shiphtur” Le
- ADC: Apollo “Apollo” Price
- Support: Alan “KiWiKiD” Nguyen
- 2015 Summer Split Regular season 7位
- 2015 NA LCS Regional Qualifiers 優勝、北米代表選出
- 2015 Worlds Group B敗退
- Top: An “Balls” Le
- Jungle: Lee “Rush” Yoon-jae
- Mid: Nicolaj “Jensen” Jensen (旧名: Incarnati0n)
- ADC: Zachary “Sneaky” Scuderi
- Support: Hai “Hai” Du Lam
- Support: Michael “BunnyFuFuu” Kurylo
- 2015 Summer Split Regular season 8位
- Top: Heo “Huni” Seung-hoon
- Jungle: Kim “Reignover” Yeu-jin
- Mid: Eugene “Pobelter” Park
- ADC: Jason “WildTurtle” Tran
- Support: Adrian “Adrian” Ma
- Top: Jung “Impact” Eon-yeong
- Jungle: Galen “Moon” Holgate
- Mid: Lee “GBM” Chang-seok
- ADC: Johnny “Altec” Ru
- Support: Kevin “KonKwon” Kwon
- Top: Oleksii “RF” Kuziuta
- Jungle: Alberto “Crumbzz” Rengifo
- Mid: Alexey “Alex Ich” Ichetovkin
- ADC: Ales “Freeze” Knezinek
- Support: Maria “Remilia” Creveling
北米のシーンを常にけん引してきた常勝チームの一角。しかしながらチームの疲弊やメタの変遷に適応しきれず、2015シーズンのSummer Splitは苦しむこととなった。Playoffでの復調によりなんとか出場したWorldsでも、初のグループステージ敗退を喫している。最終的に2015シーズン終了にあわせてMidのBjergsen選手以外のメンバー4人がチームを離脱した。
ひるがえって今シーズンの補強は驚くべき内容となっている。北米リーグを追い続けてきたファンにとっては、積年のライバル関係にあったCounter Logic Gamingで不動のADCを務めていたDoublelift選手の移籍は、衝撃的なニュースだ。他に多様なチャンピオンを使い、幅広いプレイができるTopレーナーと称されていたHauntzer選手をGravityから獲得し、欧州からはSK GamingのJunglerでWorlds出場経験もあるSvenskeren選手を獲得した。そして最後に残ったSupportに、「不敗のFnatic」の不動のキャプテンを務めたYellOwStaR選手が加わっている。
「世界で勝てる最高のチームを作る」という方針でメンバーを揃えたが、チームとしての活躍は未知数だ。2016シーズンにおいて再び輝きを取り戻し、その存在を示すことができるかが注目される。
注目の選手:YellOwStaR選手(Support)
2015シーズンにおいて、18戦全勝という記録を打ち立てたFnaticのキャプテンを務めたのが彼だ。Team SoloMidは現在北米最高のADCの一人であるDoublelift選手、All Starでもその技量を見せつけたMidのBjergsen選手など、腕前もさることながら、個性も強烈なメンバーを揃えている。彼らをチームとしてまとめ、また試合全体をデザインする負担を軽減するという重大な役割が彼のミッションとなる。チームの行く末を大きく左右する選手と言えるだろう。
Team Dignitas
北米シーン黎明期から活動を続けている古参チームの一つ。リーグが拡大し、ライバルが増えていく中でも順位は中ごろで安定した状態が続いている。2015シーズンは韓国人選手のGamsu選手およびHelios選手の加入で補強を行ったが、コミュニケーションの問題もあったのか、思うように結果を残せなかった。今回の移籍市場では英語話者のプレイヤーでチームを再び固めるように再構成を行っており、元Team ImpulseのADCであるApollo選手を獲得するなど精力的な活動を続けている。彼らはかつての栄光を再び手にできるのだろうか?
注目の選手:Shiphtur選手(Mid)
USAにて、e-Sports選手として初めてスポーツ選手向けのビザを適用された選手でもあるMidの名手。非常に優れた技術と幅広いチャンピオンの選択肢を持っており、彼の出来がチームの勝敗に直結する状況も少なくなかった。今シーズンもチームの中核としての活躍を期待したい。
Cloud9
2013シーズンに彗星のごとく現れ、破竹の快進撃で一気に北米トップチームの一員となったのがCloud9だ。世界有数のショットコーラー(司令塔)にしてMidレーナーのHai選手が健康上の問題から引退するとチームは低迷、あわや降格もあり得るという状況に陥ってしまった。しかし、Hai選手がポジションを変えて復帰してからはそれまでのビハインドを巻き返す快進撃を見せ、北米地域最後のWorlds出場権を獲得し、グループステージ第一週を全勝で折り返すという快挙を見せた。第二週で残念ながら敗退したものの、不調な北米勢の中では気を吐いたチームと言えるだろう。今回の移籍市場では、北米屈指のJunglerとして名高いRush選手を獲得し、Hai選手はSupportへとポジションを変更している。Hai選手のショットコールをそのままに、Junglerの補強をもって良い結果を残したいところである。
注目の選手:Jensen選手(Mid)
元々MidだったHai選手が健康上の問題からポジションを降りた後に加入したプレイヤー。言動の問題から一度プロシーンを追放され、後に改善したことにより復帰したという経歴を持つ。アサシン系チャンピオンでの研ぎ澄まされたプレイが際立つ選手。各チームから獲得対象として垂涎の的になっていたその技術は確かなもので、加入当初こそチームとのコミュニケーションが不十分だったものの、Hai選手がJungleに収まって以降は、自らのプレイを十分に行えるようになった。Worldsでもグループステージ第一週には他チームよりも早く戦術を披露する形で有利なゲーム展開を行ってみせている。2年目となる今シーズンは始めから全力で試合に取り組めるはずだ。
Immortals (旧名: Team 8)
Immortalsは昨シーズンの順位からこの位置につけているが、2016シーズンのNA LCSにおいて最も注目すべきチームの一つだ。2015シーズンにおいてはTeam 8という降格ギリギリの下位チームであったが、2015シーズン終了後にスポンサーの変更、チーム名変更および選手の入れ替えを行った。
入れ替え後のチームメンバーはどれほど豊富な人脈を持った人物が主導したのかと思うような強力なラインナップとなっている。まず、Fnaticにおいて最優秀新人賞を獲得したTopレーナーHuni選手、そのパートナーを務めたJunglerのReignover選手、2015シーズンのNA LCSを制した元CLGのPobelter選手、TSMで長年ADCを務めたWildturtle選手、最後にTeam ImplseからSupportのAdrian選手を揃えている。彼らがそのパフォーマンスを最大限に発揮すれば、NA LCSを一気に勝ち上がることも十分可能だろう。
注目の選手:Huni選手(Top)
2015シーズンのEU LCS Spring Splitにおける最優秀新人賞を獲得したTopの選手。Summer Splitの全勝にも大きく貢献しており、Worldsでも存分に暴れていた。過去数年間に比べて試合中のTopレーンの重要性は大きく増している状況が続いており、今後も試合展開を強引に持っていく活躍が期待できる。
新たな挑戦者たち
NRG e-sprots (旧名: Team Coast)
NA LCS参加チームであるTeam Coastが、2度目のLCS昇格に際してNBAチームであるサクラメント・キングスに買収された結果設立されたチーム。実質的には新参戦となるチームながら、Team ImpulseからSK Telecom T1でのWorlds優勝経験をもつImpact選手をTopに獲得し、また韓国リーグであるLCKから元Jin Air Green WingsのGBM選手をMidに据え、さらに北米のランキング1位だったこともあるADCのAltec選手と豪華なメンバーを揃えている。
開始前に実力を測ることのできない新興チームではあるが、選手個人の技量とは別に、コーチやアナリストといったスタッフの力が、チームとしての総合力を極限まで引き上げることが可能なのだと証明されている現在のLCS。既に実績のある韓国人選手たちの新たなる挑戦として、目が離せないチームになるだろう。
注目の選手:Altec選手(ADC)
NA LCSに参加している選手のなかで、北米最高のADCの一人に数えられている選手。2015シーズンはADCが存在感を発揮しづらいゲーム調整だったため、あまり大きな結果は残せていないものの2014シーズンには一人で相手チーム全員を倒すPentakillも達成している。Doublelift選手やSneaky選手、Piglet選手との対決は期待十分といえるだろう。
Renegades
2015シーズンのChallenger Seriesで1位を獲得し、自動昇格によってNA LCS参戦となるチーム。LCK(韓国リーグ)配信元のOnGameNetのキャスターとしても知られるMonteCristo氏が所有するチームでもある。かつてGambit GamingのMidを務めていたAlex Ich選手をはじめとして、LCS経験もあるCrumbzz選手、Freeze選手が脇を固める構成となっている。NA LCSチームとしてはもちろん未知数だが、今後の展望を見ていきたいチームの一つでもある。
注目の選手:Alex Ich選手(Mid)
かつてMoscow5、そしてGambit Gamingにおいて数々の大会で結果を残した名Mid。Gambit Gamingを離れた後はさまざまなチームを転々としており、Team Dragon Knightsの昇格戦にワンポイントリリーフで参戦、見事に昇格をもぎ取るなどの結果を残していた。ようやく戻ってきたLCSの舞台で、再びその力を振るう事ができるのかが注目される。
開催スケジュール
2016 Spring Split Regular seasonのスケジュールはLoL eSports掲載の告知で確認できる。こちらの表記はPST(太平洋標準時間表記)となっている。日本時間では1月17日午前5時より、Team SoloMid vs. Counter Logic Gamingの試合をもって2016シーズンが開始となる。Riot GamesはLCSの試合を毎週配信しており、公式サイト「LoL e-Sports」にて生配信および過去の試合録画が視聴可能となっている。
近年のe-Sports業界の成長にともない、莫大な富が集結する場となった『LoL』北米プロシーン。その富をもって、世界各国から集められた綺羅星のような選手たちが競い合う戦場となった今年、未だに獲得できていない「世界最強」の称号を獲ることはできるのだろうか。今年は北米という地域全体の行く末に注目したい。