『Battlefield 2042』新大型アプデは来週配信へ。400個以上の改善点を盛り込み、ビークル戦闘も調整へ

 

EA/DICEは4月13日、『Battlefield 2042』新アップデート「Update 4.0」の概要について発表した。同社コミュニティマネージャーにより、SNS上でおおまかな実装予定内容が明かされている。

今回アップデート内容を知らせたのは、Kevin Johnson氏。EAにてコミュニティマネージャーを務める人物だ。同氏は4月13日Twitter上にて、『Battlefield 2042』新アップデート「Update 4.0」は来週配信予定であると告知。詳細なパッチノートも来週初めに公開すると伝えた。それに先駆け、実装予定の内容についての概要も明かされた。Update 4.0では400件以上の不具合修正やQoL(遊びやすさ)向上のための変更が盛り込まれているとのこと。

具体的な変更点としては、まずスペシャリストへの変更が実施される。スペシャリストのラオおよびパイクについては、特性に変更が加えられるとのこと。そして、サンダンスのアンチアーマーグレネードについては、近距離のターゲットを優先するようになるそうだ。続いて、経験値システムについても緩和策が講じられ、ラッシュなどを含む全モードにてアンロックが促進されるよう、リボンシステムが調整されるとのこと。また、サポートアクションやチームプレイにまつわる獲得XPも調整予定だ。

ビークルにまつわる調整も盛り込まれる。内容としては、現在OP(強すぎ)であるとされるM5C ボルトのような車両にも手を入れつつ、歩兵とビークル間の戦闘なども視野に入れたバランス調整がなされるとのこと。また、ビークル降車がADSの挙動をおかしくするバグや、障害物の近くで蘇生された際に発生するバグも修正されるそうだ。そして、武装アタッチメントも全体的に改修される。アタッチメントそれぞれがユニークさをもち、ロードアウト選択やガンプレイに影響を与える調整を目指しているとのこと。

また、EA/DICEは以前の発表にて、VoIP(ボイスチャット)機能およびラウンド終了時にもスコアボードが確認できる機能をUpdate 4.0に盛り込むと伝えていた。こちらの実装も滞りないと期待したい。

『Battlefield 2042』Update 4.0は来週配信予定。詳細なパッチノートは来週初めに公開予定だ。プレイヤー人口および評価面で厳しい状況にある本作の、起死回生の一手となるだろうか。