『SEKIRO』風2Dアクション『Nine Sols』Steamにてデモ版配信開始。謎の“タオパンク”アクションをその手で体感
デベロッパーのRed Candle Gamesは4月2日、現在開発中の2Dアクション・アドベンチャーゲーム『Nine Sols』のデモ版をSteamにて配信開始した。本作のゲームプレイと世界観の一端を感じられる内容となっている。
『Nine Sols』は、台湾を拠点とするRed Candle Gamesが手がける新作アクションゲームだ。同スタジオは、『返校 -Detention-』や『還願 Devotion』といったホラーゲームを手がけてきたことで知られる。一方で本作『Nine Sols』では、『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』にインスパイアされたアクション要素を盛り込み、緊張感あるバトルを軸としている。また、西洋のサイバーパンク要素と、東洋の神話や道教(タオ)の要素を融合させた世界観“タオパンク”も特徴のひとつだ。
今回のデモ版配信により、そうした世界観やゲームプレイをプレイヤー自身が実際に体験することが可能となった。主人公であるYi(羿)を操作し、敵の攻撃を捌き反撃するバトルを楽しめる。緻密に描き込まれたアナログ調グラフィックによるアニメーションや、日本のアニメーションや漫画からインスパイアを受けたというカットシーンなども見られる。また、想像される以上に“重い”世界観となっており、残酷表現などもある点には留意されたい。『Nine Sols』が気になっていた方は、是非この機会に本作の感触を確かめてみてほしい。
なお、『Nine Sols』は開発元公式ショップにてクラウドファンディングキャンペーンを実施中。初期目標であった300万台湾ドル(約1281万円)はすでにクリアしている。記事執筆現在は600万台湾ドル(約2562万円)のストレッチゴール間際まで出資が集まっており、期待度の高さをうかがわせる。こちらのストレッチゴール達成で追加される「Story mode」は、アクションの苦手なプレイヤーでも簡単難易度で物語を楽しめるようにするゲームモードだ。また、本作の前日譚となるウェブコミック「山海古事記」も公開中。こちらも衝撃的な展開を見せるため、覚悟をもってご覧になられたい。
『Nine Sols』はPC(Steam/開発元公式ショップ)向けに、2023年第2四半期リリース予定。デモ版はSteamにて現在配信中だ。任天堂とソニーのコンソール向けリリースについても予定している。