『Apex Legends』クレーバーの一撃必殺を受けたユーザーの悲鳴に開発者が反応。将来的な調整を約束
現在シーズン12「デファイアンス」が開催中の『Apex Legends』。SNS上では、ユーザーたちが本作プレイ中の出来事に関して、連日悲喜こもごもの内容を投稿している。そんな中、3月11日にとあるインフルエンサーが、本作における強力な武器であるクレーバーに対する、悲鳴ともいえるツイートを投稿。このツイートを受けて、Respawn EntertainmentのシニアプロデューサーであるJosh Medina氏がクレーバーの調整を示唆する返答をおこなっている。
『Apex Legends』におけるバトルロイヤルモードでは、マップ上にランダムにケアパッケージと呼ばれる補給物資が投下される。このケアパッケージからのみ入手できる武器が数種類存在しており、これらは通常の武器よりも強力な性能を有している。その中でも、クレーバーと呼ばれるスナイパーライフルは、相手の体力・アーマーがフルであってもヘッドショットによって一撃でキルできる、唯一の武器となっている。ほかのFPS作品と比べて体力・アーマー値が高く、キルまでの時間(TTK)が長い本作において、一撃必殺のクレーバーは驚異的な存在だ。高ランク帯の終盤戦においては、うかつな覗き込み(ピーク)がチームの敗北に直結するほど。
そんな中で投稿された、クレーバーに対しての悲鳴ともいえるツイートを受けて、 Respawn EntertainmentのシニアプロデューサーであるJosh Medina氏が返答。クレーバーが不快な武器とならないように、調整していくことを約束した。一方、同氏は武器の削除やダメージ減少はおこなわないことを示しており、具体的な調整案についてはまだ決まっていないようだ。続くリプライではユーザーに調整のアイデアを募っていた。
クレーバーの調整については、さまざまな可能性が考えられる。その強力すぎる性能については、過去にも現役プロ選手であるImperialHal氏が問題として取り上げており、競技シーンからの削除を提案していたことがある。調整によっては、リリース以来ずっとケアパッケージ武器だったクレーバーが、通常武器となる可能性もあるかもしれない。いずれにせよ、クレーバーの調整は、ユーザーからのアイデアを募っている段階であり、実際にアップデートがおこなわれるのは当面先の話になると思われる。今までどおり、クレーバーの銃声には気を付けたいところだ。
『Apex Legends』は現在、シーズン12「デファイアンス」が開催中。