ハクスラARPG『バビロンズフォール』PS4/PS5版が正式サービス開始、Steam版も深夜リリースへ
スクウェア・エニックスは3月3日、オンライン専用アクションRPG『BABYLON’S FALL(バビロンズフォール)』のPlayStation 4/PlayStation 5版の正式サービスを開始した。価格は通常版が8580円、ゲーム内アイテムを同梱する「Digital Deluxe Edition」が1万1880円。なお、明日3月4日2時にはPC(Steam)版もサービス開始される。
『バビロンズフォール』は、スクウェア・エニックスとプラチナゲームズが共同開発する、最大4人協力プレイ対応アクションRPG。ハック&スラッシュ要素をベースとしたゲームプレイを採用する運営型タイトルだ。PS4/PS5版とPC版のクロスプレイに対応する。
プレイヤーは、選ばれし者に特別な力を与える特殊な装具・機棺(ギデオンコフィン)を背負わされた捕囚・哨士(センチネル)としてプレイ。拠点である哨士特務隊司令部(センチネルフォース)には最大16人がマッチング可能で、そこでクエストを受注し、最大4人のパーティを組んで巨塔バビロンの攻略に向かう。ゲームモードは、物語を進めるキャンペーンのほか、レリックやマテリアル収集に特化したスカーミッシュ、戦闘に特化し3種類のミッションをこなすシージがある。
本作は、プレイヤーキャラクターの両手に装備する軽重2種の武器に加え、ギデオンコフィンから伸びる幻腕(ギデオンアームズ)で操れる武器を2種類装備可能。すなわち、4種類の武器を組み合わせたバトルシステムが特徴となっている。また、機糸(ギデオンガット)による特殊行動(ガットワーク)を駆使した立ち回りも重要な要素である。
クエストでは、ステージを進むなかで段階的に敵と遭遇。仲間と協力して殲滅しよう。ソロプレイであっても難易度は調整されるため安心だ。そして敵を倒したり、ステージ内で発見できる宝箱を開けたりすることでレリックを獲得可能。戦利品であるレリックは、クエスト終了後に鑑定することで武器や防具に変換される。
本作では、レア度の高いレリック=強力な装備品を求めてさまざまなクエストに挑み、キャラクターをカスタマイズするサイクルがゲームプレイの中心となるだろう。装備品には追加効果がランダムで付与され、プレイスタイルを表現することにも繋がる。なお、装備品は鍛治工房にてクラフト・強化することが可能。またキャラクターがレベルアップすれば、ギデオンコフィンのカスタマイズもおこなえる。
本作は約3か月ごとのシーズン制で運営され、シーズン1「久遠の巨塔」は5月31日まで実施される。すでにロードマップが公開されており、3月7日には強力なボスとの戦闘に特化したゲームモード「デュエル」が追加予定。3月22日には最初の大規模アップデートとして、特殊ステージでの獲得スコアをランキング形式で競うクエスト「ガントレット」や、新たな物語「月下の群獣」などが追加される。
そして3月29日からは、『NieR:Automata(ニーアオートマタ)』との期間限定コラボイベントが実施。同作に登場するキャラクターの衣装が有料・無料で提供され、また同作の世界観に染まったクエストも登場するという。4月26日には、上述した「月下の群獣」への新エピソード追加などがおこなわれる。
運営型タイトルである本作では、こうしたコンテンツの追加のほかにも、プレイヤーから寄せられたフィードバックに基づいて、さまざまな改善も継続的におこなっていく計画だという(関連記事)。
『BABYLON’S FALL(バビロンズフォール)』は、PS4/PS5向けに販売中。明日3月4日2時には、PC(Steam)版も正式サービス開始される。また、PS4/PS5向けには体験版が配信されており、そのセーブデータは製品版に引き継ぎ可能となっている。
なお本作には、プレイヤーズサイト「Hanging Garden」や公式Discordサーバーも用意されている。Hanging Gardenでは、ギデオンコフィンのカスタマイズや、インベントリの整理、鍛冶機能やショップの利用など、ゲームプレイの準備となる作業をゲームを起動することなくおこなえる。現時点では、装備の変更機能に不具合が存在するようだが、プレイヤーの方は活用すると良いだろう。