高評価天体開拓シム『Dyson Sphere Program』新大型アップデート1月20日配信へ。ロボカスタマイズや新設備が登場
パブリッシャーのGamera Gameは1月8日、天体開拓シム『Dyson Sphere Program』の新大型アップデート「The Icarus’ Evolution」を、現地時間1月20日に配信すると発表した。発表とともに、本作登場ロボIcarusがキュートに情報を届けるティザー映像も公開されている。
『Dyson Sphere Program』は、宇宙を舞台とした天体開拓/工業自動化シミュレーションだ。開発元は、中国を拠点とするデベロッパーYouthcat Studio。本作は昨年2021年1月、Steamにて早期アクセス配信を開始。同年9月末には売上本数170万本突破を発表するなど好調を見せている(関連記事)。また、Steamユーザーレビューでの評価も高く、記事執筆現在で5万件以上のレビューが寄せられ、そのうち97%が好評の「圧倒的に好評」ステータスを誇っている。
本作における目標は、スーパーAIである「CentreBrain」稼働のためのエネルギー供給だ。とはいえ、スケールは単なる発電に留まらない。プレイヤーは星を開拓し、拠点を建築して工業を自動化。さらには天体を覆うダイソン球(Dyson Sphere)を構築して、星そのものを CentreBrainの糧とするのだ。また、ひとつの天体だけではエネルギー需要は賄えない。星また星へと手を伸ばし、文字通り宇宙を股にかけた巨大供給網を作り上げよう。地道な工業化から銀河規模へと至るスケールの大きさも、本作の魅力のひとつだ。
今回発表された「The Icarus’ Evolution」では、地道な惑星開拓の相棒となるロボであるIcarusが主役となるようだ。発表と同時に公開されたティザー映像では、Icarus本人がコミカルな姿となり登場。同アップデートで実装される要素についてちらりと紹介している。まず、目玉としてはIcarusのカスタマイズ要素が登場するとのこと。Icarusについては、現在でも移動速度や発電力などの強化および色のカスタマイズは実装されている。新アップデートでは、さらに自由度を増したカスタマイズが導入されるのだろう。
ほかには、採掘装置の上位版と見られる「Advanced Mining Machine」や「Proliferator」なる設備の実装が予告されている。「Proliferate」は細胞分裂による増殖などを意味する言葉だ。なんらかの生産設備だろうか。ほかには、ダイソン球の設計図保存や再利用機能を示唆する「Dyson sphere blueprint system」や、データ最適化などの実装が明かされた。ティザー映像では、ご機嫌のIcarusくんがさらなる情報を探ったところCentreBrainに警告される一幕も。ほかの追加要素も期待させる演出だ。アップデートのさらなる詳細については、近日公開予定とのこと。
『Dyson Sphere Program』は現在Steamにて早期アクセス配信中。新アップデート「The Icarus’ Evolution」は中国標準時で1月20日配信予定だ。日本時間とは1時間差であるため、国内でも同日の配信となるだろう。