『Call of Duty: Vanguard』は1周まわって面白い。『ときメモGS4』1周してみた感想。『Dead by Daylight』殺人鬼チャレンジ2週目。今週のゲーミング
Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。310回目です。肩甲骨は大事にしましょう。
BGMをオフにして浸る
今週は『Unpacking アンパッキング』をプレイ。引っ越し先にて、段ボール箱から取り出した物を各部屋に配置していく、荷ほどきパズルゲームです。アイテムごとに置くべき場所が割り当てられているものの、それほど厳密ではない。レイアウトの自由度が高いうえアイテムの種類も多く、どう配置するのか人によって個性が現れそうです。こうした日常風景を描いたドット絵は、たまにTLに流れてきますが、実際にいじれるのは面白い。また先日記事にしたように、アイテムを置いた音がそれぞれ異なるのは没入感ある。
本作では、ステージを進むごとに年月が過ぎていく。そして、具体的にストーリーが語られることはないものの、あるひとりの人生を辿っているのだろうと感じることに。同じ種類でも少しずつ変わっていくアイテムや、ずっと手放すことのないアイテム、また新居の雰囲気などから想像が膨らみ、単なるパズルゲームではない味わい深さがあります。
by. Taijiro Yamanaka
約11年ぶりの新作
今週はひとりの時間にひっそりと『ときめきメモリアル Girl’s Side 4th Heart』をプレイしていました。幼なじみの風真玲太くん狙いで1周目をクリア。昔は「デートをすればするほど好きになってもらえる」と信じて週末はデートの約束をひたすらとりつけていた筆者でしたが、今ではデートだけでなく自分磨き(パラメータ上げ)にも気を配れるようになりました。
発売前の映像公開時にはキャラクターがうねうねと動くモーションがどうゲーム内で生かされていくのか想像がつきませんでしたが、実際遊んでみると思っていたより自然で、冬の会話時に描写されている本物のような白い息にはちょっと感動。キャラクターも呼吸をしているんだという当たり前のことを思い出させてくれました。ただ、少し気になるのはUIの操作性。タッチ操作を前提とした設計なのかコントローラーでは手数が多く、買い物などがスムーズにいきません。また、セーブ画面ではロードが上に表示されているため、間違えそうになることも。初めはTVモードでプレイしていましたが、スキンシップモードのやりやすさも踏まえて途中から携帯モードとタッチペンに切り替えました。とはいえ、1周しただけでもかなり楽しむことができ、スクショも100枚以上保存。発売前には「あんまり好みのタイプがいないな~」と思っていても、プレイし始めるといろんなキャラクターの良さに気がついて、次はこの人も……となっていく感じが懐かしく、2周目以降もまだまだ楽しめそうです。
by. Sachie Kawata
トリガーハッピー
『Call of Duty: Vanguard』を少し遊びました。第二次世界大戦をテーマにしたFPSとなっています。このシリーズは毎回シングルプレイをクリアしてからマルチを遊ぶのですが、今作はマルチから遊びはじめてみました。今作には戦闘の規模を選択できる「コンバットペーシング」という機能が搭載されています。従来の6対6の「Tactical」から、40人以上が参加する「Blitz」までいろいろな規模のマッチが遊べるようになっていました。
個人的にはマッチに参加する人数が多ければ多いほど面白い。「Blitz」モードでは数十人が狭いマップに集合して、めちゃくちゃな撃ち合いをすることになります。交戦頻度が非常に高くなるため、なにをどう頑張ってもいつかはデスしてしまう。もちろんゲームバランスは崩壊しているといっていいでしょう。あまり頭を使わずトリガーハッピーに遊んでいます。
1年ほどシリーズから離れていたので、『Call of Duty』らしさが新鮮に感じます。ひとつひとつの撃ち合いが勝敗を決めるバトロワや爆破系FPSが流行ったからでしょうか。かつては食傷気味に思っていた何度もデスして戦線に戻る仕組みも、今現在遊ぶと気持ちが楽でありがたさを感じまた。操作も快適なので『Call of Duty』シリーズはやっぱり触っていて楽しいです。
by. Kaisei Hanyu
みんなつかまえた
今週は先週に引き続き、『Dead by Daylight』を遊び2週間目に入りました。筆者は「初心者には茨の道かも」と感じつつ殺人鬼(キラー)を中心にプレイ。ひとり奮闘するキラーが性に合ったのか、楽しく遊んでいます。立ち回りの勉強の為に生存者(サバイバー)側でもプレイしてみたものの、「仲間に迷惑をかけるかもしれない」というプレッシャーが怖い。改めて筆者は根っからのキラー体質だと確認したのでした。
フックにかけた大事なサバイバーは片っ端から救出され、かといってじっくり見張っていると発電機をテキパキ直されるジレンマ。悲しみに身を捩りながらプレイしているうちに、打率が少しだけ高まってきました。ついにサバイバー4人全員をフックに釣ることにも成功。感じたのは勝利の喜びというよりも、生存者の身柄を我が物とした達成感だったのでした。せっかく集めた生存者を奪っていくエンティティが憎い。殺人鬼に向いている自分の性格に若干の不安を感じつつ、引き続き遊んでまいります。
by. Seiji Narita
※ The English version of this article is available here