『あつまれ どうぶつの森』ミッチェルが早くも人気爆発。中性的な魅力でプレイヤーを虜にする「3500万ベル」の男
『あつまれ どうぶつの森』において、早くも新世代のアイドルが生まれているようだ。任天堂は11月4日、同作にて最新アップデートVer2.0.0を配信した。同アップデートでは新コンテンツが多数追加されている。喫茶ハトの巣の開店やかっぺいによるボートツアーが登場し、パニエルの島もリニューアルされた。さらにマイルで交換できる景品もさまざまなものが追加され、カメラのバージョンアップ「もようがえPROライセンス」「マイデザイン・パターン+」「カメラアプリPRO」といった機能が注目を集めている。
数々の追加要素が話題となるなか、同じくユーザーの熱い視線を集めているのが、新住民の登場だ。今回のアップデートにより、これまでにない新たな住民を無人島に呼べるようになったのだ。とりわけ脚光を浴びているのは、ウサギ住民のミッチェル。ミントカラーと大きな瞳が特徴的なニューカマーだ。ミッチェルは、配信前の予告時からそのキュートさが反響を呼び、一躍人気者に。またその中性的な外見から、性別についての議論も大きな話題をさらうこととなった。
SNS上では、運よくミッチェルとの出会いを果たした人々の歓喜の声が散見される。多くのユーザーは、今回のアップデートにあわせて発売のamiiboカードでの呼び込みを期待しているようだ。しかし、なかにはキャンプサイトで早くもミッチェルを引き当てたという豪運を見せるユーザーも存在。ファンアートも多数制作されており、早くも新たなアイドル誕生を感じさせる。また『どうぶつの森 ポケットキャンプ』でもミッチェルが登場しており、そのキュートな姿でプレイヤーを虜にしている。
とはいえ『あつまれ どうぶつの森』において、人気者の登場にはつねに影がある。いわゆる“人身売買”問題だ。本作では2020年から、人気住民のamiiboカードの転売が問題視されてきた。現在大手フリマサイト・メルカリでミッチェルを調べてみると、すでにamiiboカードが3000~8000円程度で販売されていることが確認できる。amiiboカード定価は1パック3枚入りで330円。法外な価格で転売されているわけだ。
海外においても同様で、EC・ネットオークションサイトeBayでミッチェル含む新規住民を販売中。また転売とは異なるものの、『あつまれ どうぶつの森』内アイテムの非公式トレードプラットフォームNookazonでもミッチェルがホットに。現時点でのトレード相場は「マイルりょこうけん500枚」もしくは「3550万ベル」となっている。ちなみに同サイトでは、同じく新住民よしのも高騰中。こちらは相場「マイルりょこうけん813枚」「5750万ベル」であった。
【UPDATE 2021/11/8 10:10】
Nookazonの説明について修正
『あつまれ どうぶつの森』における住民といえば、ジャックやちゃちゃまるがこれまでにもユーザーに愛され、ときに波紋を呼ぶこともあった。はたしてミッチェルは今後どのような道をたどるのだろうか。ファンの動向を見守りたいところだ。
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