FNaF最新作『Five Nights at Freddy’s: Security Breach』12月16日発売へ。自由度増す恐怖の夜

Steel Wool Studiosは10月28日、「State of Play」にて『Five Nights at Freddy’s: Security Breach』を今年12月16日に発売すると発表した。本作の舞台となる広大なピザ屋メガ・ピザプレックスでは、自由度の高い探索と逃亡が可能となっている。

Steel Wool Studiosは10月28日、「State of Play」にて『Five Nights at Freddy’s: Security Breach』を今年12月16日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4/PlayStation 5。過去の発表では3か月の時限独占になると予告されている。発表に合わせて、同作の新ゲームプレイトレイラーも公開された。

『Five Nights at Freddy’s』シリーズは、個人開発者Scott Cawthon氏が制作し、2014年から展開したサバイバルホラーゲームだ。初作においてプレイヤーは、奇妙な噂のあるピザレストランの夜警バイトとして、恐怖の夜を生き残る設定だった。襲い来るのはレストランのマスコット、動物をモチーフにした機械「アニマトロニクス」たちだ。同シリーズは独特の世界観やゲームプレイ実況などにより人気を博し、続編やスピンオフが展開されている。一人称視点でありながら、画面内の要素をクリックして進行するポイント・アンド・クリックが基本となるゲームプレイが特徴だ。

一方、『Five Nights at Freddy’s: Security Breach』のゲームプレイ映像では、ほかの一人称視点ホラーゲームのように施設内を移動できる様子が見られる。また、過去作のようにセキュリティカメラでアニマトロニクスたちの様子をうかがう要素もあるようだ。本作の舞台となる広大なピザ屋メガ・ピザプレックスでは、自由度の高い探索と逃亡が可能となっている印象だ。また、主人公とおぼしき女性警備員の姿が描写されている点や、物音を立ててアニマトロニクスの隙を突いたり、フレディに「乗り込んで」発見を避けつつ移動するステルスプレイなど、新鮮味ある要素も盛り込まれている。


本作の開発は『Five Nights at Freddy’s: Help Wanted』を手がけたSteel Wool Studios主導により進められている。前述のCawthon氏によるScott Gamesも本作に携わっているものの、同氏は今年6月頃に『Five Nights at Freddy’s』シリーズの一線から退く旨を表明している(関連記事)。また、声明のなかでCawthon氏は同シリーズについて信頼に値する開発者の手に委ねるとしていた。新作開発を託されたSteel Wool Studiosが、本作にてどのような遊びを届けてくれるのか楽しみにしたい。

『Five Nights at Freddy’s: Security Breach』は12月16日、PlayStation 4/PlayStation 5向けに発売予定。なお、3か月の時限独占が予告されており、そうした経緯からほかプラットフォームへの展開も予想される。

Sayoko Narita
Sayoko Narita

貪欲な雑食ゲーマーです。物語性の強いゲームを与えると喜びますが、シューターとハクスラも反復横とびしています。

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