「東方Project」アーケード向け公認作品『東方電幻景』ストーリーなどの情報が公開。『東方幕華祭 春雪篇』のリファイン版

Show Me Holdingsは10月22日、『東方電幻景』のストーリーや移植元の作品について公開した。「第八回博麗神社秋季例大祭」に出展予定となっている。

Show Me Holdingsは10月22日、『東方電幻景』のストーリーや移植元の作品について公開した。また本作は、10月24日に東京ビッグサイトで開催される東方Projectオンリーイベント「第八回博麗神社秋季例大祭」に出展予定となっている。

『東方電幻景』は、「東方Project」の公認を得てアーケード向けにリリース予定の作品。東方二次創作弾幕STG『東方幕華祭 春雪篇』の移植版である。本作の舞台は、春になってから1か月が経過しているにもかかわらず、季節外れの雪と暴風に見舞われた幻想郷。異常気象によって気温が低下する中、幻想郷では妖怪たちが暴れ始めていた。博麗霊夢、霧雨魔理沙、東風谷早苗、魂魄妖夢の4人は異変を解決し、真相を確かめるべく調査へと出発することになる。

少女たちは、立ちはだかる妖怪や妖精たちと弾幕勝負を繰り広げていく。本作では、ショットとスペルカード(ボム)以外に、アイテム取得やグレイズによって展開できる結界を使用。道中の敵やボスが展開する弾幕を避けながらステージを攻略する。なお本作は、『東方幕華祭 春雪篇』の内容をベースに、Show Me Holdingsがアーケード向けの移植とリファインを実施。同社のアーケード向けプラットフォームexA-Arcadiaでの販売が予定されている。

『東方幕華祭 春雪篇』のスクリーンショット
『東方幕華祭 春雪篇』のスクリーンショット


本作の元となる『東方幕華祭 春雪篇』は、Steamでは2019年3月にリリースされた東方二次創作弾幕STGである。『東方妖々夢 ~ Perfect Cherry Blossom.』をベースとした内容になっており、原作のキャラクターたちに加えて、オリジナルの敵やBGMが登場している。

Steamでは、1500件以上のユーザーレビューにより、97%のユーザーから好評を得て「圧倒的に好評」を獲得。日本語のレビューでは全体的に高いクオリティや、東方原作へのオマージュなどが評価されているようだ。また『東方幕華祭 春雪篇』は、中国の東方ファンたちによる開発チーム東方幕華祭制作組が手がけており、前作として『東方紅魔郷 ~ the Embodiment of Scarlet Devil.』をベースとした『東方幕華祭』もリリースされている。

『東方電幻景』は、アーケード向けにリリース予定。10月24日開催の「第八回博麗神社秋季例大祭」へ出展予定。また『東方幕華祭 春雪篇』は、Steamにて1320円で配信中だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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