Cygamesがゲーム会社flaggsを子会社化。コンテンツ作りの基盤となる組織強化を狙う
Cygamesは10月8日、flaggsが実施する第三者割当増資を引き受け、 同社を子会社化したと発表した。これをもってflaggsはCygamesグループの一員になるようだ。
flaggsは2015年3月に設立されたゲーム会社。CEOである吉江直人氏は、DeNA出身。同社に5年在籍しモバイルゲーム開発の実績をあげ、その後flaggsを立ち上げた。同社はアニメーション制作などに強みをもっており、アニメーション事業においては『錬神のアストラル』や『ビーナスイレブンびびっど!』などのLive 2D表現実装に携わった。企画や開発もおこなっており、『HoneyWorks Premium Live』や『AMA3』といった新規IPの創出に取り組んできた。また、かつてスーパースィープに所属し『まもるクンは呪われてしまった!』などの楽曲制作に携わった安井洋介氏も、現在flaggsに所属している。
子会社化に際してCygames代表取締役社長の渡邊耕一氏は、以下のようにコメント:
当社が掲げる『最高のコンテンツを作る会社』というミッションの実現に当たっては、優秀な組織・スタッフの存在が必要不可欠です。そして今回、フラッグスがグループに加わることで、コンテンツ作りの基盤となる組織強化に確実に繋がると考えております。今後、フラッグスと共にサイゲームスグループとしてシナジー効果を発揮し、新たなコンテンツの創出により一層努めてまいります。
またflaggs代表取締役の吉江直人氏は以下のようにコメントしている:
flaggsは『健康で文化的にエンタメ業界に貢献し続ける』というミッションのもと新しいプロダクトを世に送り出し続けるために日々邁進しております。この度、ますます変化が大きくなっていくエンタメ業界での挑戦において、これ以上なく心強いサポートをいただけること大変感謝しております。皆様のご期待に応えられるよう、引き続き最善を尽くしてまいります。
Cygamesはゲーム・アニメ・マンガのいずれにおいても、新規IP創出を続けており、ヒット作も数多く生まれている。その試みを続けるために、flaggsと連携していくのだろう。
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