片手操作用Joy-Conアタッチメント「コントリンカー」開発中。『ポケモン剣盾』にハマりすぎたファンが必要に迫られ企画
製品設計からVRコンテンツ制作まで、ものづくりを幅広く手がけるディプロス株式会社が、片手操作に特化したJoy-Con用アタッチメント「コントリンカー」を開発中だ。現在クラウドファンディングを実施している。
コントリンカーは、Nintendo Switchの左右のJoy-Conを片手だけで操作するためのアタッチメントだ。スマホやPCを操作しながらであったり、お菓子を食べながらであったりと、“ながらゲーム”をする場合に活躍する製品だという。ただコントローラーを片手で持つのとは異なり、片手だけで多くのボタン類にアクセスできることが特徴である。
本製品は、Joy-Conを固定するレールを2つ備える細い棒状になっており、背面には指を通して落下を防ぐリング付き。Joy-Conを取り付けた際の幅は72mmとのことで、親指をのばせば外側のJoy-Conのボタンにも届くだろう。本製品には、さらにスライド機構も搭載。外側のJoy-Conを少し上にずらすことができ、手のポジションを変えないまま、ABXYボタンから右スティックへとメインの操作部分を調整できる。スライドは、片手での簡単なアクションで素早くおこなえるようだ。
コントリンカーの開発のきっかけは、『ポケットモンスター ソード・シールド』の発売にあったという。コントリンカーの製作者は、仕事・風呂・睡眠以外は朝から晩までずっとプレイするほど同作にハマっていたそうで、食事中などにもプレイしていたことから、片手操作の必要性を感じたとのこと。同作には「ちょいらくモード」という片手操作用のボタン設定が用意されているものの、一部コンテンツをプレイするには適さないということで、デフォルト設定のまま片手操作できる本製品を企画したそうだ。
コントリンカーについては、CAMPFIREにてクラウドファンディングを実施中。2150円(送料込)を出資すると、コントリンカーをひとつ入手できる。カラーはブラックのほか、数量限定でレッド・イエロー・ホワイト・スケルトンも用意されている。さらに、本製品は基本的に左手用であるが、3Dプリンタで製作する右手用とセットにしたプランも用意。両手でふたつのゲームを同時に操作することが可能になる、かもしれない。
クラウドファンディングキャンペーンはAll-In方式となっており、初期目標金額100万円に達しなくても、出資者には製品が届けられるとのこと。出荷時期は今年11月。詳細はキャンペーンページを確認してほしい。
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