極寒サバイバル『The Long Dark』新エピソード「Fury, Then Silence」が10月6日配信へ。極限環境で迫る囚人たちの脅威
Hinterland Studioは9月23日、オープンワールド・サバイバルゲーム『The Long Dark』について、ストーリーモード第4エピソード「Fury, Then Silence」を現地時間10月6日に配信すると発表した。すでに本作を所有しているプレイヤーは、追加購入の必要なく無料でプレイ可能だ。
『The Long Dark』は極寒のなかで生き残る一人称視点サバイバルゲームだ。プレイヤーは凍える極限環境のなかで生き残るために物資をかき集め、衣食住の確保に死力を尽くす。体温を保つための衣類は修繕して大事に使い、食料は腐りかけの缶詰から罠にかけた動物まで何でも利用する。休息しなければ体力がもたないため、寒さを避けられるシェルターの確保も生存に必須。あらゆる角度から襲いくる自然の脅威との対決を経験できる作品となっている。
『The Long Dark』は3つのゲームモードを実装している。一日でも長い生存を目指すサバイバルモードと、困難な目標の達成を目指すチャレンジモード、そして終末の如き極寒世界の背景と生存者の姿を描くストーリーモードだ。今回10月6日の配信が予告された「Fury, Then Silence」は、全5エピソードを予定しているストーリーモードの第4エピソードだ。
本作ストーリーモードは現在シーズン1「Wintermute」のエピソード3までが実装済だ。物語は、遠隔輸送業を営む男性であるマッケンジーを主人公として始まる。突然現れた元配偶者アストリッドに空輸を頼まれたマッケンジーは、壮大なオーロラを伴う磁気嵐によってアストリッドとともに雪山に墜落。生死の境を彷徨いながら、アストリッドの行方を追って生存者たちの生き様に触れることになる。あらゆる電子機器を停止させる異常気象の謎など、サイエンス・フィクション的設定も盛り込んでいる。
今回アナウンスされたエピソード4「Fury Then Silence」では、最終エピソードに繋がる物語が描かれる。マッケンジーは今回、脱獄した囚人たちによって囚われの身となってしまう。気候や野生動物のみならず、人間という脅威との衝突も描かれるようだ。同エピソードの舞台となるのは、巨大な刑務所を主とする新規エリア。開発元のブログ投稿によればプレイ時間は7から10時間ほどを想定しており、1時間分のシネマティックと40分におよぶ新規楽曲を収録しているという。また、本シーズン「Wintermute」の鍵となる新規キャラクターも登場する。
10月6日のエピソード4配信にともない、『The Long Dark』の価格も改定される。本作は2017年の正式リリース後、多数のコンテンツを追加しているため、現在のコンテンツ量およびクオリティに合わせた価格へと調整するとのことだ。本作は現在29.99米ドル、日本では3090円で配信されている。今回のエピソード4リリースに伴って34.99米ドルに価格が見直されるとのことで、日本円での価格設定は不明なものの、500円前後の値上げが予想される。10月6日のエピソード4配信までは現在の価格で購入できる見通しだ。
『The Long Dark』エピソード4「Fury, Then Silence」は10月6日、PC(Steam/Epic Gamesストア)およびPlayStation 4/Xbox One/Nintendo Switch向けに配信予定。本作ベースゲームは日本語に対応しているため、同エピソードについても日本語対応が期待される。