海洋交易SLG『ポートロイヤル4』本日発売。港交易や都市開発を通じて、カリブ海の覇者となれ

カリプソメディアジャパンは9月2日、海洋交易シミュレーション『ポートロイヤル4』を発売した。対応プラットフォームはPS4/PS5/Nintendo Switch。PC版への日本語対応も同時におこなわれている。

カリプソメディアジャパンは9月2日、海洋交易シミュレーション『ポートロイヤル4』を発売した。対応プラットフォームはPS4/PS5/Nintendo Switch。また、すでに2020年9月に発売されているPC版への日本語対応も同時におこなわれている。『ポートロイヤル』シリーズとしては8年ぶりの最新作だ。海外のKalypso MediaからはXbox One版が配信予定だ。


『ポートロイヤル4』は、17世紀のカリブ海を舞台にした海洋交易シミュレーションだ。プレイヤーはスペイン・イングランド・オランダ・フランスのいずれかの植民地の知事となり、周辺都市との交易によって街に多くの物資をもたらしつつ資金を稼いでいく。稼いだ資金を元手に交易船団を増やしたり、都市にさまざまな施設を建設したりすることもできる。本編はチュートリアルのほかにキャンペーンとフリーゲームがあるが、いずれのモードも交易を通して生活のあらゆる側面で領民の生活を豊かにし、植民地の総督に評価されることが目標となる。


交易をはじめるにあたって、プレイヤーは4つの職業から1つを選ぶこととなる。交易許可なしにあらゆる都市と商売ができ、戦争中でもすべての国と取引が可能な商人。海戦時、撃破した船を掌握して命令を出せるようになる冒険家。海賊行為で失う名声を半分におさえられる海賊。私掠免許状が90%割引で購入できるバッカニア。なお、バッカニアはPS5版の購入特典だが、そのほかのプラットフォームではDLCとして購入することで使用可能となる。

キャンペーンシナリオでは、1570年ごろのスペイン、1589年のイングランド、1600年ごろのフランス、1620年ごろのオランダが舞台となる。キャンペーンの年代はそれぞれの国が隆盛を誇ったり、大きな転機が訪れたりした時代だ。4つの国の植民地を舞台に、プレイヤーは植民地の知事業務をこなし、さまざまな困難を乗り越えて領地を発展させていく。

敵国家から襲撃を受けたり、自分が攻撃をしかけたりする際は海戦が発生する。海戦は六角形のマスが敷き詰められたマップでのヘックス戦で、最大8対8の船によっておこなわれるターン制バトルだ。
船長の指揮のもと、スキルや大砲を駆使して船団を勝利に導こう。本作では18種類の船が登場し、交易用の船のほか、大航海時代に活躍した軍用船も建造できる。多種多様な船から船団をつくり、自分だけの交易ルートを作るのも本作の楽しみである。


『ポートロイヤル4』はPC(Steam/Epic Games)/PS4/PS5/Nintendo Switch版向けに発売中だ。公式サイトでは初心者向けに、序盤攻略ガイドが公開中。また、弊誌では先行プレイをふまえたコラムも公開している。購入を検討の際は、こちらもお読みいただけると幸いである。

Aki Nogishi
Aki Nogishi

ポストアポカリプスとドット絵に心惹かれます。AUTOMATONではFF14をメインに担当します。

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