『ロストアーク』8月のアップデートに関する放送内容まとめ。新大陸パプニカやレベル上限解放、新クラスのスカウターなどが登場
ゲームオンは8月17日、同社の情報番組「Pmangのゲムづめ!#70」内にて『LOST ARK(ロストアーク)』の最新情報を公開した。8月25日のアップデートでは、新大陸パプニカやハンターの新上級クラススカウター、ティア3装備の実装のほか、レベルの上限解放などが予定されている。
『ロストアーク』では、暗い雰囲気の大陸の追加が続いていたが、8月に登場する新大陸パプニカは明るい雰囲気の島だという。パプニカは、アークラシア西南端にある、調和の女神ギエナの祝福を受けた大陸だ。白い砂浜、照りつける太陽、一面に広がる透き通った海。南国のリゾートじみたパプニカでは、女性だけの種族が暮らし、現在はお祭りの準備で賑わっている。
プレイヤーは激しい嵐に飲み込まれてそんな島へ漂着。メインストーリー上では、プレイヤーは元気いっぱいの少女ニアに難破船から助けられ、ミステリアスな自警団所属の戦士シャナ、人見知りの学者ザハラ、パプニカの治癒師ナギー、自警団長のリルとも出会うようだ。また、狂気軍団長のクークセイトンも登場。お祭りを無事開催するべく、奇妙な部下たちの所属する狂気軍団を相手に、戦いが繰り広げられるようだ。パプニカへの入場条件は、装備レベル1005以上。装備レベルが同レベルまで達すると、パプニカ大陸のクエストが進行可能となる。またニアを含めた下記画像の女性キャラクター5名には、全員に好感度と好感度ストーリーが用意されているそうだ。
パプニカの登場に合わせて、『ロストアーク』にティア3装備が登場する。ティア3装備は、ティア1/ティア2に続く、装備レベル1302以上の新しい段階の装備アイテム。ティア2では破壊石や守護石などが再錬材料となっていたが、ティア3装備では破壊石の結晶/守護石の結晶が再錬で必要となるなど、再錬材料も違っている。また、ティア3装備では、ティア2装備からの継承にも対応している。継承できるのは、ティア2装備を+13以上に強化していた場合で、ティア2装備の強化値+13(装備Lv1020)でティア3装備の+1(装備Lv1304)、ティア2装備の強化値+25(装備Lv1300)でティア3装備の+17(装備Lv1380)相当になるそうだ。
また今回のアップデートでは、レベル上限解放も実施される。戦闘レベルが55から60、スキルレベルが11から12、生活スキルレベルが50から60、遠征隊レベルが200から250、遠征隊領地が50から70、船舶レベルが10から11。それぞれ、従来の上限よりも、高いレベルまで到達可能となるわけだ。
ティア3装備や強化素材などが入手できる、新たなコンテンツ群も導入される。新たなカオスダンジョンとして、パプニカ星およびパプニカ月が登場する。パプニカ星は、1段階の入場装備レベル1050以上。パプニカ月は、1段階の入場装備レベル1325以上。両カオスダンジョンでは、ティア3装備やアクセサリー、ティア3用の強化素材、アビリティストーンなどが獲得できる。
アビスダンジョンとしてはオレハの井戸が登場する。オレハの井戸は、1段階アイラの目(推奨装備Lvノーマル1325/ハード1355)と、2段階オレハプラバサ(推奨装備Lvノーマル1340/ハード1355)に分かれており、これまで同様アビス装備素材を使ってセット装備が作成可能。作成できるのは夕焼けシリーズ、暖かな夜シリーズ、眩しい黄昏シリーズの3種類。
ガーディアンレイドでは、討伐5段階のコンテンツが導入される。尻尾を鉄槌の形に変化させ、従来よりも強化されたガーディアン重甲のナクラセナ(推奨装備Lv1302)、大地を揺るがす破滅の捕食者エグレキシオン(推奨装備Lv1325)、美しい姿で見るものを惑わす暗夜の妖狐(推奨装備Lv1355)、光と闇を併せ持つガーディアンベルガヌス(推奨装備Lv1385)の4体が登場。
また戦闘関連のコンテンツとしては、適正レベルに調整された状態で挑戦するアビスダンジョン「挑戦アビスダンジョン」(遠征隊ごとに週1回)、カメレオンのようなフィールドボス「モアケ」、特定時間に出現するカオスゲート「揺らめく狂気軍団」。上位解放コンテンツとして、ボスラッシュの太陽の回廊[ノーマル]、ディメンションキューブ[ノーマル]の導入も予定されている。
新規島としては、狂気に満ちた女性の笑い声が島に響く悲嘆の島と、古代の亡霊がさまよっているという島ニヘルタロープの想念が登場。パプニカが南国のリゾートであるのに対して、両島には不気味な雰囲気が漂っているようだ。放送内では、悲嘆の島にはパプニカのメインクエストに出現する敵なども現れるため、パプニカメインクエストクリア後に訪れてほしいとも語られた。
また次回のアップデートでは、パプニカを中心としたクエストや好感度の達成などで獲得できる新たな収集ポイント、オルペウスの星が導入される。オルペウスの星を集めると、能力値増加ポーションや上級スキルポイントポーションなどがもらえるようだ。探索できるエリアとしては、新たな航海海域が解放され、航海海域アイラの海も通行可能となる。
8月のアップデートでは新クラスのスカウターも登場する。スカウターは、ハンターに実装される4番目の上級クラス。ドローンとサブマシンガンをメインの武器として戦い、アイデンティティスキルによって変身する性質を持つ。
まず、ノーマル状態ではドローンとサブマシンガンを使用して敵と戦う。ドローンは、プレイヤーが任意の位置に移動させたり、追従させたりといった操作が可能。スキルとしては、トライポッドによってバリアを付与できるアクティブパルスや、ドローンに捕まって飛びながら掃射しつつバリアを張るスキルなどをもっているようだ。
スカウターはノーマルスキルの内、ドローンに攻撃させるドローンスキル、または合作スキルを命中させると変身用のゲージが増加し、ゲージがたまると変身可能になる。変身後は、ビームやレーザーブレードなど、変身中専用の派手なシンクスキルを使用して敵と戦う。変身時には最大HPの60%相当のバリアと、自分を含めた範囲内のパーティーメンバーの攻撃力を増加させるバフなど、複数のバフも獲得。変身が重要な要素になってくるようだ。またステータスのうち、特化によってゲージの増加速度とシンクスキルのダメージが上昇。スカウター専用の刻印としては、ドローンと合作スキルのダメージが25%増加し、バッテリーの最大量が20%増加するアルデタインの技術、変身中のシンクスキルのダメージ量が増加し、変身を解除した際にコアエネルギー(変身に必要なゲージ)の40%が戻ってくる進化の遺産が用意されている。
スカウターの実装にあわせて、スカウター用の期間限定アバターロボティクスアバターも登場。アバター関連では、夏らしい期間限定の水着アバターや、白/黒/青を基調とした海賊風の常設アバター大海賊アバターも登場する。またスカウターの事前登録キャンペーンが開催されており、登録しておくとスカウター用の武器アバターと称号コードネームがもらえるそうだ。
8月25日からはキャンペーンやイベントなども開催される。イベント「スーパーエクスプレスミッション」では、アカウント内のキャラクターがフェイトンのメインクエスト遺言状を完了していれば、装備レベル1050までの成長支援がおこなわれる。期間中は、1体のキャラクターを対象に、無料のジャンピング成長によって装備レベル900までジャンプ可能。さらに、その後にミッションが用意されており、1050までの成長を手助けしてくれるそうだ。そのほか、期間限定の島が登場するウォータープールアイランド、パプニカ風のアバターがもらえるログインチェックイベント、スカウターのスタートダッシュイベント、ホットタイムイベント、パプニカサマービンゴといったイベントも開催予定となっている。
また放送内では視聴者プレゼントとして、ペオン10個のアイテムコードが2種類公開されている。公式サイトかゲーム内で2種類のコードを使用すると、あわせて20個のペオンが入手可能。アイテムコードの有効期限は、8月23日23時59分までとなっている。
『LOST ARK』は、PC向けに配信中。新大陸パプニカと新クラス「スカウター」を含むアップデートは、8月25日に配信予定だ。