大型MMORPG『ELYON(エリオン)』本格始動、国内向けプレオープンテストが2021年9月実施へ。 ポータルを巡る争いと冒険
ゲームオンは8月3日、『ELYON(エリオン)』の国内向けプレオープンテストを2021年9月に実施すると発表した。対応プラットフォームはPC。日本国内でのサービス開始に向けて公式サイトも公開されており、バトルシーンを収録したトレーラーやクラスの紹介などもおこなわれている。
『ELYON』は、『TERA』や『PUBG』などを開発してきた韓国のゲーム開発会社Bluehole(現KRAFTON)が手がける、MMORPGである。元は「Project W(仮称)」や『Ascent: Infinite Realm(A:IR)』と呼ばれていたが、2020年12月10日に『ELYON』として韓国向けに正式サービスがスタート。2021年9月29日からは、欧米向けにもサービス開始予定となっている。国内向けには、2016年にゲームオンが「Project W(仮称)」との日本独占配信契約を締結しており、同社の運営による国内サービスが予定されているわけだ。
本作の舞台は、楽園へと続くポータル「ELYON」の支配を巡り、2つの勢力が争っている世界。 VulpinとOntariが争う中、闇の使徒が時空の裂け目から世界へと侵入してきており、世界はさらなる混沌へと陥ろうとしていた。プレイヤーは、所属する陣営と種族、クラスを選択して、冒険と戦いに身を投じていく。韓国版のクラスは、盾を使って味方を守るウォーロード、魔法攻撃を担うエレメンタリスト、自然の力を扱うミスティック、ハイドを利用して敵に忍び寄るアサシン、銃を使って戦うガンナー、命を燃やして戦うスレイヤーの6種類。種族には、ヒューマン/エルフ/亜人/オークの4種族が存在し、亜人以外の種族では性別も選択できるようだ。
バトルでは、いわゆるノンターゲッティング式の戦闘システムを採用。スキルや攻撃の追加効果など、戦闘関連のカスマイズは幅広く用意されているほか、基本スキルの組み合わせだけでも300万通り以上が存在。スキルの組み合わせによって自分だけの個性が見つけ出せるという。コンテンツとしては、ダンジョン/フィールドボス/トレジャーハント/謎解きクエスト/ハウジングなどが導入されている。
『ELYON』国内版は、2021年9月にプレオープンテスト開催予定。プレオープンテストの参加方法や詳細については、後日発表される見通しだ。